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■日本ではできないようなテストも見られる
新型コロナウイルスの影響で、イベントもレジャー施設も休止になり、休日は自宅でなにをして過ごそうか…という悩みを持っているひとも多いのではないでしょうか? いまだったらYouTubeにさまざまな動画がアップされているので、そういった動画を見て楽しむのもいいでしょう。
今回は、そんなひとのためにYouTubeで楽しめる海外のクルマ系チャンネルをご紹介します。
もちろん日本のクルマ系YouTuberも数多くいるわけですが、日本とはかなりちがう内容のものが見られる海外のYouTuberチャンネルを見るのも楽しいと思いますので。ただ、英語でベラベラむずかしいことをしゃべられてもよくわからないので、言葉がよくわからなくても楽しめる、シンプルな内容のチャンネルを選びたいと思います。
●スーパーカーの最高速テストがゾクゾク!
まずはJohnny Bohmer Proving Grounds。とにかく最高速チャレンジが大好きというひと向けのYouTubeチャンネルです。これ、テストを行っているのはかつてスペースシャトルの着陸に使われた長い直線路なんですね。ちょっと詳細はわからないんですが、現在はこのように民間に設備を貸し出しているんですかね。
そして計測機器を持っていてノウハウもある業者がこのようなクルマの最高速テストを請け負ってくれるようなんですが、ここでテストを行っているクルマがスゴい。ブガッティ・シロンをはじめ、マクラーレンやランボルギーニなど、超ド級のスーパーカーの最高速テスト動画がいっぱい見られます。
●マスタングやテスラのドラッグ対決!
次はドラッグ(ゼロヨン)関係の動画が豊富なDrag Timesです。といっても、ドラッグ競技ではなく、市販車を走らせる動画が豊富にアップされています。
自動車メディアっていうと滑走路のような長いフラットな直線を使って加速テストを行うことが多いのですが、これはアメリカのドラッグレース用コースを使うものが多いです。アメリカではけっこうこういったドラッグ専用コースがあって、ふつうのストリートカーも気軽に走行できるところが多いんですよね。
このチャンネルではアメリカだけにマスタングやテスラをからめたドラッグ勝負が多いので、そういったアメリカ車の実力に興味があるひとにもおススメです。
●バンやワゴンも加速テスト
次も加速対決の動画が豊富なチャンネルcarwowです。ドラッグ勝負的な動画は多いのですが、ここはもともとバイヤーズガイド的なチャンネルなのかな? なので、マッスルカーやスポーツカーばかりでなく、バンとかワゴンもドラッグ勝負させるなど、バリエーションが豊富なところがユニークです。とはいえ、フェラーリ・エンツォvsラ・フェラーリなんていうガチガチの対決も見られたりします。
●ミニカーのレースに意外なほど没入できる
こちらはつい先日ミニカーでのラリー選手権の動画をご紹介した3Dbotmakerです。4ラウンドにわたるラリーイベントもなかなか楽しめたと思いますが、そのほかにもフェラーリだけのレースやランサーvsインプレッサのライバル対決といった、さまざまなミニカー競技の動画をアップしています。見ているほうとしては、けっこう実車に近い感覚で楽しめるのでおススメです。
●クレイジーな改造で度肝を抜く
最後は、最近世界的に注目が高まっているチャンネル、Garage54です。こちらも以前、SUVが雪上で綱引きをする動画をご紹介しましたが、どちらかというと、クルマを魔改造してみちゃうタイプの動画が主流です。
4気筒のエンジンに1気筒ずつマフラーをつけてしまったり、クランクシャフトベアリングに革ベルトを使ったらどうなるかという実験をしてみたりと、かなり過激なことをやってしまいます。たぶんもともとはロシア語で、それに英語の吹き替えがついていたりするんですが、まぁ、わからなくても楽しめます。
もちろん、海外のクルマ系YouTubeチャンネルには、MotorTrendとかTopGearとか有名どころはいっぱいあるんですが、今回は外国語がわからなくても楽しみやすいシンプルなチャンネルを選んでみました。
ほかにも面白いチャンネルをご存じでしたら、ぜひ教えてください。
(まめ蔵)