これがGMの本気! 超豪華ミニバン・レクサス LMを凌駕する高級ミニバンが登場

■ファーストクラスを彷彿させるゴージャスな空間に、2列4人乗りレイアウト

GM傘下のビュイックは、中国市場向けに高級ミニバン「GL8 アベニール」を市販することがわかりました。

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ビュイック GL8アベニール

この新型ミニバンは、2019年の上海モーターショーにて同社が初公開した「GL8 アベニール コンセプト」の市販型となります。ビュイックには、すでに「GL8」というミニバンが存在しますが、その超高級バージョンといえます。

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ビュイック GL8アベニール

エクステリアでは、スポーティなクロムメッキをアクセントにとり入れた大型グリルに、最先端のマルチLEDヘッドライトを装備。

キャビン内は、ファーストクラスを彷彿させるゴージャスな空間で、2列4人乗りという贅沢なシートレイアウトにヘッドレストスピーカー内蔵シートを配置。コックピットにはデジタルクラスタ、タッチスクリーン、デジタルインストルメントパネルを搭載し、コンシェルジュサービスを受けられます。

後部座席では、リクライニングシートや大型センターコンソールを装備するほか、シャンパングラスに冷蔵庫を完備します。ライバルとなるレクサス初のミニバン「LM300h」同様に、3列6人乗りと3列7人乗りの実用性を重視したモデルもラインアップするようです。

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ビュイック GL8アベニール

欧米では日本と異なり、これまで超高級志向のミニバンは存在していませんが、いよいよGMが本気になったといえる1台です。中国富裕層をターゲットに発売されますが、これならミニバン大国日本でも勝算があるかもしれません。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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