長野 達郎 
目次
●キッズ向けコンテンツも充実！ 未来のクルマファンを育成
「GR秋祭りin瀬戸内海サーキット」では、家族連れの姿をたくさん見かけました。クルマ関係のイベントは、とかくお父さんだけが楽しみがち。興奮しているお父さんの隣で、飽きてしまった子どもが早く帰りたそうな顔をしていることも…。しかし、「GR秋祭りin瀬戸内海サーキット」はキッズ向けのコンテンツも大充実していたこともあり、会場には子どもたちの笑顔があふれていました。
まずは「なりきりレーシングコスチューム」をご紹介しましょう。レーシングスーツに着替えて86／BRZレースに実際に出場しているレーシングマシンの前で記念撮影ができました。
インパクトレンチを使ってホイールナットを緩めてタイヤを脱着し、再びホイールナットを締める…といった作業を体験できる「タイヤ交換チャレンジ」も大好評でした。ラリーカーのタイヤ交換なんて、大人でもなかなか体験できません。
一際ユニークだったのが「給油チャレンジ」です。給油ガンを操作して、決められたラインにどれだけピッタリ合わせて給油（実際は水）できるかを競いました。
●家族みんなで楽しめた！ 来年のイベント開催も期待大
キッズからもお父さんからも人気だったのがVRレーシングシミュレーターです。
ドライビングシートに座ってVRゴーグルを着用すれば、目の前にはニュルブルクリンク北コースや富士スピードウェイなど世界中のサーキットを再現したリアルな風景が広がります。そしていざスタートすると、レーシングカーの挙動に合わせてシートが前後左右に傾くので、臨場感は半端ではありません。このシミュレーターのおかげで、運転免許がないキッズたちも、運転に自身があるお父さんも、サーキットでのハイスピードドライビングを存分に体験できたのでした。
お昼と夕方、2回行われたじゃんけん大会も大盛況でした。運よく勝ち抜いた方は、東京モーターショー2019や東京オートサロン2020の入場チケット、GRスープラの非売品ミニカーなどをゲットしていました。
また、RECAROシート展示コーナーでは、フルバケットシートの「RS-G」やリクライニングタイプの「ELGOMED-MV」などの座り心地を実際に確かめることが可能でした。
こうして、初めての試みにも関わらず大盛況のうちに幕を閉じた「GR秋祭りin瀬戸内海サーキット」。来場者の方々からは、「来年もまた来たいです！」という声がたくさん聞かれましたが、GR Garage松山の高村さん、いかがですか!?
「私もお客様が笑顔になっているのを見て、1年に1回はこういうイベントをやらなければ…という使命感のようなものが出てきました。今後も継続できるよう、企画できたらと思っています！」とうれしいお返事。四国のクルマ好きの皆さん、来年も期待してよさそうですよ！
（長野達郎）
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