センサーにより間違ってアクセルを踏んだら加速させない装置【ペダル踏み間違い時加速抑制装置2】

■後付けできるペダル踏み間違い加速抑制装置

・最新のサポカーSなら付いているクルマも

アクセルとブレーキのペダル踏み間違いは、自動車交通事故の原因としてたびたび問題とされています。

運転時の姿勢など見直す部分はあるにしても、クルマ側でヒューマンエラーを抑止してくれる機能があれば、事故を未然に防くコトができる可能性は高まります。現行車種では、サポカーS(セーフティ・サポートカーS)と称されているクルマ全般に装備される「ペダル踏み間違い時加速抑制装置等」がコレに該当します。

とはいえ、この機能のためだけに、クルマを乗り換えるというのもカンタンではありません。

そこで、後付けできる「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」などを紹介します。ちなみに、ココで紹介するペダル踏み間違い加速抑制装置にも、2つの種類があります。

ひとつめは、壁やコンビニなど目の前の建物に突っ込んでしまうような状況を予防するもので、カーメーカー系。

ふたつめは、急なアクセル操作そのものをキャンセルし、急発進・急加速を予防するもので、アフターパーツメーカー系。

本記事では双方を紹介しています。

トヨタとダイハツ、カーメーカー製は壁を検知して出力抑制

ソナーによる障害物検知でぶつかりそうな壁があると、アクセルをキャンセルする


メーカーが用意した後付け装置が、トヨタの「踏み間違い加速抑制システム」とダイハツの「つくつく防止」です。
これらはいずれも、ブレーキと間違えてアクセルを強く踏んでしまった際などに、建物に突っ込んでしまうようなシチュエーションでそれを防止するシステムです。

踏み間違い加速抑制システム/トヨタ

●適合車種
プリウス(09年5月~15年12月)
アクア(11年12月~18年4月)
プリウスα(11年5月〜)
プレミオ(07年6月〜16年5月)
アリオン(07年6月〜16年5月)
ポルテ(12年7月〜)
スペイド(12年7月〜)
WISH(09年3月〜17年10月)
カローラ アクシオ(12年5月~17年10月 19年10月発売予定)
カローラ フィールダー(12年5月~17年10月 19年10月発売予定)
パッソ(10年2月~16年4月 19年10月発売予定)
ヴィッツ(10年2月~18年5月 19年12月発売予定)

●価格
5万1000円+税(工賃別途)

※記事掲出当初、工賃込みと記載しておりました。お詫びして訂正致します。2019年6月24日19:00

つくつく防止/ダイハツ

・適合車種
タント [L375S系](2007年12月〜2013年9月)
ムーヴ [L175S系](2006年10月〜2010年12月)
ミラ [L275S系](2006年12月〜2013年2月)
ミラココア [L675S系](2009年8月~2018年2月)
ムーヴコンテ [L575S系](2008年8月~2017年1月)
タントエグゼ [L455S系](2009年12月~2014年9月)

・価格
3万2000円+税(工賃別途)

※記事掲出当初、工賃込みと記載しておりました。お詫びして訂正致します。2019年6月24日19:00

いずれも、前後4箇所にソナーを後付けし、約3m先までの障害物を検知するとブザーとランプで警告します。障害物を検知した状態であれば、アクセルを強く踏み込んでしまっても燃料供給がカットされ、急発進を抑制する仕組みになっています。

作動条件は、トヨタ、ダイハツとも、約10km/h以下の車速、約3m先までの壁や建物、アクセルペダルを強く速く踏み込んだ場合の3条件が組み合わさった状態です。

条件に該当すると、エンジン出力抑制+ブザーで知らせ、トヨタは約5秒間、ダイハツは約8秒間エンジン出力が抑えられます。これは、前進時も後進時も対応します。

さらにトヨタの踏み間違い加速抑制システムの場合、バック時は障害物がなくとも、5km/h以上の速度が出ないようになっています。これはバックしていて速度が5km/h以上になった時に加速を抑制するほか、5km/h以上でバック(下り坂などで加速したとして)している状態に追加でアクセルオンしても加速しないようになっています。

いずれも、ブレーキを自動で作動させるものではないので、停止にはブレーキを踏むことが必要になります。

トヨタ、ダイハツとも、適合車種については各車ともブレーキオーバーライドといわれる、アクセルとブレーキを同時に踏んだ場合、ブレーキが優先されエンジン出力が抑制させる機能がついている車種なので、踏み変えなくとも、左足でもいいのでブレーキさえ強く踏むことができれば、制動してくれることになります。

適合車種は、リリース時期以降順次拡大しており、トヨタが12車種、ダイハツが6車種となっています。

適合車種が増えた! と言っても、これからリリースされる分を含めてトヨタ12車種とダイハツ6車種のみ。それ以外の車種のユーザーにはアフターパーツメーカーの製品を紹介します。

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