平成生まれのクルマに乗ろう!2012年(平成24年)マツダCX-5【中古車】

2012年(平成24年)、大注目となったのはトヨタとスバルのコラボレーションによって生まれたFRスポーツカーのトヨタ86/スバルBRZの登場でしょう。発表前に開催された東京モーターショーでは長蛇の列となりました。そのほかでは、三菱アウトランダーPHEVやトヨタカローラといった現行モデルも登場しています。そして、この年の1台として取り上げるのはマツダCX-5です。

2012年2月に登場したミドルサイズSUVのCX-5はマツダの新世代技術群であるスカイアクティブテクノロジーをフルに搭載した第1弾のモデルです。SUVながらマツダらしい高い走行性能が魅力です。

搭載されているエンジンは2L、2.5L直列4気筒自然吸気ガソリンエンジンと2.2L直列4気筒ディーゼルターボの3種類で、トランスミッションは6速ATを中心に6速MTを用意しているのが特徴です。

初代CX-5の中古車の現在の流通台数は約1800台。3カ月前も約1500台だったのでここに来て急激に増加しています。その結果、平均価格は3カ月前約174万円でしたが、現在は約168万円まで値落ちが進んでいます。平均走行距離は約4万kmから4.2万kmと徐々に延びています。

初代CX-5の中古車価格帯は約60万〜約285万円(応談を除く)です。250万円を超える高額物件には走行距離1万km以下というものもあります。グレードでは2.2Lディーゼルターボエンジンを搭載したXDが圧倒的に多く、装備の充実したLパッケージがオススメです。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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