平成生まれのクルマに乗ろう!2010年(平成22年)トヨタFJクルーザー【中古車】

2010年(平成22年)は、車両本体価格3500万円というスーパースポーツカーのレクサスLFAはじめ、ハイブリッドスポーツカーのホンダCR-Z、ベーシックカーのトヨタヴィッツ、日産マーチ。そしてコンパクトSUVブームの火付け役となる日産ジュークが登場しました。その中で取り上げる1台はトヨタFJクルーザーです。

2010年より日本に導入されたFJクルーザーは当初北米専用車でしたが、逆輸入車が大人気となり日本市場への導入が決まったモデルです。名車ランドクルーザー40をオマージュしたタフな外観と観音開きのドアが特徴です。

搭載されているエンジンは最高出力276psを発生する4LV型6気筒自然吸気エンジンで、トランスミッションは6速MTと5速ATが組み合わされ、駆動方式はFRとパートタイム式の4WDでとなっています。

昨年生産終了したばかりのFJクルーザーの中古車の現在の流通台数は約300台。3カ月前は約230台だったので右肩上がりで増加中。平均価格は3カ月前が約283万円で、現在も283万円と横這いで推移しています。平均走行距離は約4.6万kmから約4.4万kmに減少しています。

FJクルーザーの中古車価格帯は約158万〜約455万円(応談を除く)で、ほぼ新車のような高コンディションの物件も多く流通しています。グレードはカラーパッケージが最も多く、最終型となったファイナルエディションも14台流通しています。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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