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【鍛造スポーツホイールのトップブランド『VOLK Racing』】
レイズの中心的存在であり、鍛造スポーツホイールのトップブランドとして数多くのモデルをラインアップしているボルクレーシング。最新の解析技術によって徹底した軽量化をはかりながらも強靱さも追求、レーシングフィールドで培った技術を惜しみなく投入した最高峰ホイールのひとつです。
そんなボルクレーシングのトピックは、ベストセラーモデルTE37に設定された『ウルトラトラックエディションII』。一般的なマットブラックとは異なる漆黒のカラーリングで、ギャラリーを吸い付けるような魔力を放ちます。その秘密は極小の粒子にあり、ディスク表面を触ってみると少々ザラザラした印象。この独自の塗料によって、マットブラックでも独自の質感を表現することに成功しています。
また同じくマットカラーとしてTE037 6061に設定されたのが『ブラストブロンズ』。こちらは海外専売モデルとなっているが、ぜひ国内でも発売して欲しい魅力的なカラーリング。
「軽量化や機能性を追求することばかりに目がいきがちですが、カラーリングに関してもボルク独自の技術力が求められます。今回のブラストブラックに関しても、この質感を出す技術がなくては出せない色です。今後は他のホイールでの展開も検討しております」
と、ボルクレーシング プロデューサーの山口浩司氏。
【スポーツライクなデザインでミニバン、ワゴン、SUV、オールジャンル展開する『HOMURA』】
ミニバン、ワゴン、SUV、オールジャンルでスポーツライクなデザインをテーマに展開するホムラ。ホムラといえば2×7J、2×9JといったY字スポークをスタンダードにしてきましたが、今回発表されたHYUGA(ヒューガ)は、直線基調で性能面をより強化したスポーツホイールとして開発。レイズ独自のRCFスピニング技法により、鋳造で極限まで軽量化を目指し、鋳造でありながら鍛造並の質量を具現化。さらに強度基準もSスペックと呼ばれる鍛造並に仕上げられています。
意匠変更の分かりやすいアイコンとしてセンターキャップを新デザインに。またホムラ=メイドインジャパンのわかりやすい意思表示同様、ヒューガも、日本の強さ気高さを強く主張する思いを込めて名が付けられています。新色展開となったHOMURA 2×9 JET BLACK EDITION IIは、奥行き感のある艶深いブラックカラーがポイント。ブラッククロームコーティングをベースに処理し、さらにリムエッジ部分などをDMC処理し、エッジ感の強いフォルムを強調している。
「ヒューガは、早そう強うということがストレートに伝わるネーミング。カスタムの中にも機能的な美しさを表現しました」
と山口氏。
【鋳造製法の限界を攻め、極限のパフォーマンスを獲得した『gram LIGHTS』】
鋳造製法でありながら、高い解析技術によって鍛造並の高いパフォーマンスを発揮するグラムライツシリーズ。ここ最近、新たな展開として打ち出しているのがリム外周をタイムアタックカラーで包んだレブリミットエディションです。
レイズ伝統のタイムアタックカラーである、ブラックボディ×レッドラインですが、過去、同様のモデルは何度かラインアップしてきました。しかし10数年前はマスキングによる塗装で仕上げていましたが、現在は電着塗装と呼ばれる技法を使うことで、その完成度が劇的に進化しています。特にスポーク側面に刻まれたロゴとラインは、レブリミットまで吹き上がるメーターの針をイメージしたもの。レーシングムードを一気にかき立てるポイントのひとつでもあります。
今回初お披露目されたレブリミットエディションは、SUVをターゲットにした57トランス-X、そしてジムニー/ジムニーシエラを対象にした57JV。細くシェイプアップされた10本スポークとブラックカラーに映えるレッドラインが、プレミアム感満点の足元を演出しています。
「スポーク側面のロゴ&ラインは、2カ所、左右異なる側面へ入れています。これは前から見ても、後ろから見ても縦のラインがハッキリと見えるように考えての作り込みです。来年に向け、レブリミットシリーズのラインアップはさらに拡充していく予定です」
と、グラムライツ プロデューサーの加藤照幸氏。