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・排気量のみをアップして価格はアップしなかったデミオ
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コンパクトクラスの排気量って1.3リッターとか1.5リッターが主流です。もちろん、1.5リッターが上級グレードで装備が良かったりして価格も上だったりします。もちろん、そんなにたくさんのグレードを用意するのは大変なので、小排気量でいいや、という人と、少しでも余裕が欲しい人を分けるのは理にかなってもいます。けれど、マツダは今回デミオのマイナーチェンジでガソリンエンジンの「SKYACTIV-G 1.3」を「SKYACTIV-G 1.5」に代えて来たのです。
その大きな目的は実用燃費の向上だそう。「ん? 排気量が上がると燃費は悪化するのでは?」というのはある意味正解である意味不正解。確かにカタログ燃費、特に定地燃費など、「実用ではあり得ない」ようなシーンでは単純に排気量によることがほとんど。しかし、実用上ではアクセルの無駄な踏み込みが減ったり、無駄なシフトチェンジが減ったりと、現実世界では余裕があったほうがよくなることがあるといいます。同じ出力を得るのに回転数が下がれば静粛性も増しますね。
それでいて価格は従来なみという正直価格設定なので、ユーザー的にはありがたいマイナーチェンジですね。