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マイナーチェンジとは、おそらく日本でしか通じない言葉のような気がしますが、クルマの大きな変更=フルモデルチェンジに対して小変更のことを普通にそう表現しています。
大体は、型式が変わった場合をフルモデルチェンジと呼ぶのが通例のようですが、マイナーチェンジ=小変更の範囲は定義がないといってもいいでしょう。
ですが、往往にして日本車の場合、フルモデルチェンジから時間が経ってしまって販売現場からもそろそろ見た目だけでもリフレッシュしてくれないとお客さんが買ってくれないよ、という声に答えるように、中身はあまり変えられずに、フロントやリヤ周りなんかをお色直しする手法が多く見られました。
しかし、マツダは違います。見た目の変更には極力お金をかけず、下手するとまったく変えずにクルマのそのものの機能に関する部分をアップデートするマイナーチェンジを愚直にも続けてきてるのです。
その中でも目立った「こんなことやるか?」のマイナーチェンジを紹介しましょう。
・インパネまで変えてしまったアテンザ
普通、インパネを変えるのはフルモデルチェンジです。けれど、現行アテンザの初期モデルは、どうやらインパネデザインに不満が残っていたらしく、マイナーチェンジでバッサリと変えてきました。相当な大英断。しかし、そのお陰か現在でもそのインパネのままアテンザは走っています。