【SUPER GT2018】灼熱の第5戦、富士500マイルはリタイア続出の荒れた展開。

8月4〜5日に富士スピードウェイで開催された「2018 AUTOBACS SUPER GT Round 5 FUJI GT 500mile RACE」。500マイルとはすなわち800km。鈴鹿1000kmが昨年で終了し、今年からSUPER GTで最も長距離なレースがこの富士500マイルとなり、富士スピードウェイを177周も走ります。

すでにお伝えの通り、ポールポジションは25号車HOPPY 86 MC。続く2番手は55号車ARTA BMW M6 GT3。ともにウェイトハンデを52kgも搭載しながらこの位置でレースをスタートするというのは驚きです。

決勝レースもこの2チームが軸になるのでは?という予想もあり、スターティンググリッドでのグリッドウォークでも大きく注目されていました。

午後1時30分、静岡県警の白バイとパトカーが先導するパレードに続き、フォーメーションラップの後、SUPER GTでは初めての500マイルレースがスタート。

GT300の上位陣はほぼ入れ替わることなく第1コーナーであるTGRコーナーを通り過ぎていきます。しかし8周目、TGRコーナーでARTA BMW M6 GT3がHOPPY 86 MCをかわしてトップに浮上!そのままドンドンと差を広げていきます。

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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