日本車顔負けの普段使いに対する細やかな配慮。ボルボ・XC40はドライバー目線でのインテリア設計

ミッドサイズSUVの「XC60」が日本カーオブザイヤーをはじめ世界中で賞を獲得するなど勢いに乗るボルボから、新しいモデル「XC40」がデビューしました。サイズ的にはXC60よりも一まわり小さい「XC40」は、メルセデスGLAやBMW X1、アウディQ3といったコンパクトSUVのライバルと言えるでしょう。

運転する楽しさやダイナミックな「走り」の性能を追求する傾向の強いドイツ勢に対して、穏やかで快適な移動空間を提供してくれる印象のあるボルボ。自然と共生する、という意識の強いスウェーデンというお国柄がクルマづくりにも表れているのでしょうか。

このXC40、車内の収納スペースに関する新しい提案が売りの一つだそうです。ユーザーが日常どの様にクルマを使用しているかを調査し、車室内に適切で機能的な収納スペースが不足しているという課題が判明したそうです。

センターコンソールに置いた携帯電話が、ブレーキを踏んだ拍子にフロアに滑り落ちてしまうという経験はだれにもあると思います。また、助手席に置いたコンビニの袋からペットボトルが転がり出てくることもよくあります。不便なだけでなく、危険も伴うこうした課題の解決に、XC40のインテリアデザイナーが取り組んだそうです。