今回のドライブでは、3か所のイオンモールを移動しながら食事や買い物をして充電生活を体感。後半2か所は急速充電だけでしたが、モールを巡っていると数十分はすぐに過ぎてしまうので、戻りの時間には注意が必要ですね。
今回の充電パターンでEVとHVのランニングコストを比較するとHVで走った方が経済的でした。ここでは電費・燃費はカタログ値(EV走行距離68.2km・HV燃費37.2km/l)の70%、ガソリン130円/Lの条件で300円分の走行距離を比較してみると、EV走行では約48Km、一方HV走行では約60kmとなり、HV走行の方がリーズナブルでした。また実際のドライブでも、ほぼ同等の結果になりました。
もちろん自宅の家庭用電力で充電すればもっとリーズナブル。ちなみにAC200Vで充電すると、満充電まで約2時間20分(カタログ値)かかります。今回は試しませんでしたが、無料充電60分でも実走行20km分位はチャージできるでしょう。
他にも外出先の充電には、様々な条件のサービスがありますし、使い方やガソリン価格によっても経済的な優劣は変わってくると思います。
新型プリウスPHVは、高剛性プラットフォーム「TNGA」をベースにして、スムーズでトルクを活かしたEV走行と経済的で長距離走行できるHV走行を高い次元で両立していました。また走りでも、3モードで異なるフィールのドライブを楽しめますし、任意にEVとHV走行を選択したりHV走行しながら充電することも可能。オプション設定で、1500W(満充電時)の外部給電機能もありますから、使い方次第で新たなカーライフが広がると実感した次第です。
(星崎俊浩)
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