64km/hオフセット前面衝突試験で「潰れる量」は? 衝突試験では計測機器満載で徹底的にチェック【マツダ衝突性能開発・その3】

マツダの衝突性能開発を取材する中で、今回は64km/hオフセット前面衝突試験も実際に行われました。同社は予防性能も含めて、デミオのような小さなクルマからCX-8のような大きなクルマまで安全性能に差をつけないとしています。

この64km/hオフセット前突は、日本も含めた各国、民間のNCAPへの対応であり、現在ではマストといえる条件。ただし国連の「UN法規」では、現在のオフセット前突衝突は57km/hだそうで、法規でも少なくても8割の事故はカバーできます。

なお、64km/hという中途半端な速度なのは、アメリカの40マイル(約64.4km/h)を換算した数字。

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塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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