サイドにはスポルト パッケージの楽しさが凝縮されています。前後輪に配置された『サイドストーンガード』とドア部の『フロント&リヤドアアンダーガーニッシュ』はあえてボディから大きく張り出した存在感あるものにしています。これは巨大なサイドプロテクションモール&スカートを持つシャレード デ・トマソにオマージュをささげたものと見えます。偉大なる先輩に敬意を表した書体の『サイドデカール』は右側用が鏡文字となる左右対象形。こうした逆文字デカールは80年代スポーツで流行したものでもあり「開発者はわかってるな」とニヤリとしちゃいます。
ブーン スポルト パッケージではさらに『フロント&リヤフェンダーガーニッシュ』という名のオーバーフェンダーも備えます。これは「一見オバフェン、実は黒への塗り分け」だったシャレード デ・トマソを”超えた”部分といえるのでした。これ豆知識ね。
オプションで用意されるレイズの15インチホイール『VOLK RACING CE28N』の設定色はハイパーゴールド。シャレード デ・トマソが履いていた金色のカンパニョーロ・ホイールが頭をグングンよぎって盛り上がるからマスト装着です(キッパリ)。
リヤ部分には『リヤロアスカート一体型リヤバンパーガーニッシュ』が装着されます。
これは東京オートサロン出展モデルでも大きく注目を浴びたディフューザー形状がポイント。ノーマルではかわいらしさのあるリヤの印象は一変、イカつい姿を得ています。
またシャレード デ・トマソではブラックパーツの中にホワイトのラインが入っていましたが、ブーン スポルト パッケージではこれをレッドで再現して全体を引き締めました(ちなみにレッドラインはシャレード・ターボ標準車で用いられていたものだから、スポルトの赤線はそちらへのオマージュでしょうか!?)。
インテリアに目を移しましょう。