【ロードスター軽井沢ミーティング2017】NAロードスター、レストア・プロジェクト車両をお披露目

5月の最終日曜日、毎年恒例のロードスター軽井沢ミーティングが軽井沢プリンススキー場駐車場で開催されました。

25回目となる今回は1300台、1740名が参加し、単一車種のミーティングでは国内最大規模となっています。

主催しているのはロードスターのオーナーズクラブの方々で、マツダは数年前からお手伝いする立場で参加していますが、あくまでもファンの集いであることに変わりはありません。

今回注目なのは昨年発表したロードスターの初代モデルであるNA型のレストアプロジェクトのサンプルが展示されたことです。

すべてのパーツを外し、バラし、綺麗に全塗装されたボディはもちろんですが、ゴム類、樹脂類も新品状態です。

中でもビッグニュースは2点あります。まずはタイヤの復刻が決まったこと。ブリヂストンの協力のもと、185/60R14の純正サイズはもちろんですが、SF325はそのトレッドパターンも当時のものが再現されました。

とはいえ、当時のそのものは材料や構造等は現代的に製造されるので、「当時よりもタイヤとしての性能は上がってしまうだろう」とのこと。

もうひとつが幌。ソフトトップの宿命としてある程度の年月で交換を余儀なくされるパーツですが、もはや新品のNA用はパーツとして出てこないので、NB用を流用するのが定番。リヤウインドウはガラスとなり、実用面ではありがたいのですが、初期のロードスターの雰囲気はどうしてもスポイルしてしまいます。

今回はこのNAのビニールリヤスクリーンと幌自身も塩化ビニールで復刻しています。

まだ、価格を始め、どのような形態でレストアプログラムが進められるのか未定ですが、マツダ自身もそれを探っており、会場ではアンケートが取られていました。

フルレストアでみなさんならおいくらでやって欲しいでしょうか? マツダはユーザーの声を大事にするメーカーなので、興味ある方はぜひ声を上げてください。ちなみに私は200万円くらいか?と答えました。

そのほか、ロードスター100万台記念署名車も世界を旅して軽井沢に戻ってきています。

ロードスターファンによるロードスターファンのためのミーティングにメーカーもついてくるという中々珍しいパターンのこのミーティングがいつまでも続けられることをクルマファンとして願いたいと思います。

(clicccar編集長 小林 和久)

この記事の著者

編集長 小林和久

編集長 小林和久 近影
子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野でクルマが見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)クルマの知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端なクルマがホントは好き。