DSの新旗艦モデル「DS 7クロスバック」をパリで発表

組み合わされる内燃機関はガソリンのTHP1.6Lターボ、合計出力とトルクは300ps・450Nm以上が見込まれる。駆動効率を最大化した4WDのスポーツ・モードと通常走行のモード、またZEVモードでは約60㎞の自律走行距離が見込まれている。

このTHP225(225ps仕様)はインジェクションの高圧化や制御の見直しによって進化した次世代ダウンサイジングターボで、当初用意される5種類のエンジンの中でもTHP180、ピュアテック130の上位にある最強版だ。EAT8という8速ATと組み合わされる。

「2018年1月の欧州ローンチ、同年前半の日本市場で、主力となるのはTHP225に加え
2種類のディーゼル。BlueHDi180に加え、1.5LのBlueHDi130という最新世代のディーゼルも投入します。日本でもディーゼルが評価され、伸びが著しいことはうかがっていますからね。DSはPSAの中でも最初に、最新のテクノロジーを搭載すべきブランドとして、今後もグッド・サプライズを仕掛けていきます」と、プロダクト・ラインナップ担当の副社長、エリック・アポッド氏は力強く答える。

 

今回公開されたのは、現時点では唯一の生産型である「ラ・プルミエール」、初回限定の(注・銀色のボディの方。ゴールドはプロトタイプ)専用仕様で、ワインレッドのレザー内装にメタルの質感が刺激的な仕様。フランスの高級オーディオ・メーカー、フォーカル・エレクトラ社による14個のスピーカーを擁するオーディオ・システムも搭載する。

 

ジュネーブ以降の受注を鑑みて生産にかかる訳だが、ドイツ車的なプレミアムの価値観とは一線を画す、フレンチ・ラグジュアリーのコードに裏打ちされた大胆なフラッグシップ・モデルが、ジュネーブ・ショーでどんな反応を巻き起こすか、要注目だ。