摩擦係数測定車
名前を聞いてもピンとこない? そうかもしれません。このクルマは滑走路の摩擦係数、すなわちすべり具合を測定するためだけのクルマなのです。後ろの荷台部分に穴を開けた摩擦測定用の機材を積んでいて、測定時にはそこからそのための車輪を下ろして走行するのです。そうです。このクルマは4輪車でなく5輪車なのです。
摩擦係数測定車は50cm幅で計測していくのですが、車両に前方を写すカメラを取り付け、前面モニター上にガイドラインが表示され、運転者はガイドラインを目標にして走行します。慣れていないとやっぱり難しいとのことです。
なお、ベース車両がサーブであることがスゴく気になる方が多いと思いますが、理由は特にないとのことでした。