日産の自動運転技術がNASAの火星探査に活かされる!?

もしかするとNASAはかつて月面探査車をポルシェに設計委託したように、火星探査用の自動運転車の設計を小型EVの設計が得意な日産に委ねたいのかもしれません。

NASA_Curiosity(出展 NASA)

「技術の日産」としてもEVに代わる話題性としてNASAとのパートナーシップにより「自動運転」の分野でのイメージリードを目論んでいると推測されます。

今回の協業では「遠隔操作」についても触れられていますが、反面、自動運転技術の普及過程で危惧されている「意図的」な遠隔操作の危険性の回避に向けた研究についても期待したいところ。

日産とNASAの今後の動きが注目されます。

■NASA Webサイト
http://www.nasa.gov/

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 (Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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