痛車だ!ギャルだ!ランチアストラトスだー!「全日本ラリー選手権 新城ラリー」

すっかり次のイベントに呑み込まれてますが、全日本ラリーネタをもう一つ。

新城ラリーは2日間の観客動員が2万人を超えるイベントで、全日本ラリーでも屈指の人気イベントです。
そんなイベント会場の中核となるのがイベント広場。デモラン/セレモニアルスタート会場で、周囲はメーカーやショップの出店スペースとなっています。

今回併催されていたVitzチャレンジの時の画像ですが広場の大きさが伝わりますかね。
沢山のエントラントがVitzでラリーを楽しんでいました…しかし、大盛況ですw

地元の飲食店エリアを挟んで、サービスパークが隣接しています。

ここはサーキットでいえばピットやパドックですが、全日本ラリーでは多くの所が入場無料です。但し、このエリアは競技車他、原則車両優先です。充分に注意してサービスの様子を見学しましょう。

 

9度の全日本チャンピオン 奴田原選手

タイミングさえ良ければドライバーさんと話をするのも難しくありません。

一方、SS(競技区間)のうち「HOURAISEN」がギャラリーステージとして解放されています。サービスパークから徒歩の距離で入口迄5分、観覧場所迄更にもう5分程。山側と池側があり、山側はトレッキングシューズや登山靴(雨なら長靴)が有った方が良さそうです。

そんな青の広場に、更に目を引く一台が。

途中にはレプリカミーティングの会場も設けられていました。ストラトスはスーパーカー、皆釘付けでした。

そんな、集約されたイベント会場では面白い物が沢山あります。デモランではCUSCOインプレッサのラリー仕様とダートラ仕様、そしてSX-4のWRC ’09年仕様!(撤退で参戦が見送られた幻のマシン)が爆走しました。しかも抽選で同乗走行が出来ます。
ここでCUSCOインプレッサのダートラ仕様が土曜日1回目のデモランを終えると、燃えたか…と思う程

ボンネットから猛然と白煙が!(ラジエーターホースがナニでその水がターボにかかっちゃったんだとか)燃えたか…と思う程の写真もあるのですが、全く車が見えなくなる程)

SX-4は走行中にリアバンパーが脱落!

田嶋選手は「走行中に軽量化した」なんて、豪快に笑い飛ばしていましたが、2回目の走行ではまた違う部品が脱落。しかも、この時はパーツを自車で踏んでしまう悲しい出来事が…。

周辺のブースでは、自衛隊さんから、52°の角度を登坂するパジェロデモ(しかも、同乗走行可)や、プロトン サトリア・ネオの展示、

WRCPLUS+MINI WRCのレプリカ(カラーリングのみ)

メロンブックスさんのメロンちゃんに

生メロンちゃん。
LUCKのデモカー展示、JRC情報満載のPD誌、オートバックスさんや新城市に工場が有る横浜ゴムさん…他多数、どのブースも趣向を凝らした出店でした。

 

参戦者の中にも

メロンブックス号など、常連の痛車だけでなく、

新城名物「美しい姉妹」が登場していました。


しかも、2台に増えていました。

ドライバーにも華やかな人が。
No.40「itzz Rikuzentakata Vitz」のいとうりな選手は元レースクイーンで現役のタレントさん。

今年から全日本選手権に挑戦中です。華やかな色のデミオは今年のJRCではアイコンでした。引き続き来年も頑張って欲しいモノです。

最後に、優勝したNo.1のナビゲーター足立選手、普段は医療関係のお仕事をされていて、ラリー会場では献血を呼び掛けるラリー界の「献血の天使」として活躍しています。

そんな訳で、「優勝すると献血する」約束をさせら…していた勝田選手は足立選手に連れられ、献血車に。(献血を賭けて走った奴田原・柳沢両選手は翌週採血されましたw)そんな、二人を撮影していたWRC+のコーノ編集長、「私達を撮ったら献血してね」と云われ、

即献血。オトコマエです。

全日本ラリーでは主催者が趣向を凝らし、会場で観客を楽しませる努力を惜しみません。入場やデモ走行も無料の場合が多いです。(一部林道SS等の場合、多少料金を徴収する場合も有りますが)サーキットとは違い、走行シーンを「何度も」観るのはなかなか簡単ではありませんが、それを補って余りある迫力とテクニックを間近で見る事が出来ます。来年は是非お近くで開催の全日本ラリーに足を運ばれては如何でしょうか。

ラック インプレッサ 王者の凱旋 「全日本ラリー選手権 新城ラリー」
ラック インプレッサ/ヴィッツ “王者達”の凱旋 「全日本ラリー選手権 新城ラリー」

(川崎BASE)