10/22,23の両日で、2011年全日本ラリー選手権(以下JRC)の最終戦「新城ラリー」が愛知県新城(しんしろ)市を中心とした地域で開催されました。
こちらのラリーは2004年より内閣府認定の“DOS地域再生プラン”認定を受けています。これは「新城市の地域資源である豊かな自然を活用したアウトドアスポーツのまちづくりを進め、経済の活性化と雇用の創出を図る。道路・河川使用許可等の条件整備を行い、アウトドアスポーツ大会を積極的に誘致し、流入・交流人口の増加につなげ、若者が恒常的に集う元気なまちの実現を目指す。
(新城市HPより)」と云う…要は“政府お墨付き”「ラリーで町おこし!」と云うモータースポーツイベント。因みに新城ラリーはターマック(舗装路)ラリーです。
今年のJRCではトップカテゴリーJN4クラスと1500cc2WDのJN2クラスは既にタイトルが決定。
JN4は「ラック 名スバル STi DL インプレッサの勝田 範彦/足立さやか組」、JN2は「豊田織機・ラック・DL・BRIG・ヴィッツ 天野 智之/井上裕紀子組」とラックの2台です。チームにとって愛知県はホームタウン。ここだけはライバルに勝ちを譲る訳にはいきません。
JN3クラスはタイトルの権利が3人にあります。またこのクラス話題のプロトン サトリアネオ(の痛車)はクスコJrラリーチーム(CJRT)はグラベル(未舗装路)のみの参加を表明しているので不参加…ですが、サトリアネオは1台「ADVAN・CUSCO・PERTAMINA・サトリアネオ Rifat Sungkar/加勢 直毅組」がエントリーしました。Rifat選手はマレーシアからのエントリー。グラベルではCJRTのドライバー明治選手はEP82スターレットでエントリー。メロンブックスインテグラの眞貝選手のターマック全戦優勝の阻止を狙います。このクラスにはホンダS2000やロータスエキシージと云った、FR/MRのターマックスペシャリストが参戦しています。
各クラス話題には事欠きません。が、今回の最大の不確定要素だったのが“天気” 土曜日の朝に降った豪雨のおかげで、路肩のほんの僅かな泥の掻き出しも後続車にとっては致命的なアクシデント要因となります。このラリーは開催が変則的です。レッキは土曜の午前中。セレモニアルスタートは正午にスタート。直後より即、Day1の競技が開始しました。
新城ラリーのHPはこちら
(株)ラック ラリーのページ
モータースポーツジャパンのHP (ラックの2台のチャンピオンカーが展示・デモ走行で参加予定)
(川崎BASE)