東京オートサロン来場者アンケートを元に21世紀のクルマ業界を大マジメに考察してみるの巻

例年20万人以上の来場者を誇るモンスター級のチューニング系モーターショーが、新春恒例のお祭りイベントと化した東京オートサロン。単に驚異的な集客力を誇るだけでなく、実は生真面目に来場者アンケートを実施し続けているのはご存じだろうか!?

そんなわけで、今回はオートサロン事務局がコツコツと集めてきた直近10年のアンケートデータを元にクルマ業界を《今》を占ってみようではありませんか!って大仰だなぁ。

 

その1《現在の愛車は何ですか?》

オートサロンがチューニング系のイベントというだけあって、やっぱりスポーツカー乗りが圧倒的に多い模様。なかでも目に付くのはスカイライン(GT-R含)の安定した強さ。とは言え、去年はトップの座をレガシィに奪われるのと同時にオデッセイやエスティマといったミニバン勢が台頭してきているのも興味深いポイント、かな?

 

その2《今欲しいクルマは何ですか?》

お次は憧れとも言える欲しいクルマのTOP5。これも2000年から2005年まではスカイラインを筆頭として、時代を彩ったスポーツカーが名を連ねているのが分かる。しかーし! 2010年には突如として重量級ミニバンのヴェルファイアがトップに君臨し、5位にも兄弟車のアルファードが鎮座。一体この5年間に何が!? 何なんだろう?

 その3《愛車をカスタムしてますか?》

さすがチューニングカーの祭典というだけあって、来場者のカスタム率はすこぶる高い東京オートサロン。10年前と比較すると10%ほどパーセンテージが低下しているものの、ここ5年は60%台をキープしているのは時代背景(規制強化やらエコの台頭)も考慮すれば大したものではないでしょーか?

 その4《今後、愛車をカスタムする予定はありますか?》

愛車のカスタム率が減少傾向にあるなかで、今後のカスタマイズ予定は上昇機運! トレンドがハイブリッドを筆頭としたエコロジー志向にあっても、クルマ好きはクルマいじりも大好きだっていう揺るぎない事実を物語っているのだ。うん、間違いない!

 よし、みんなで来年1月14日から幕張メッセで開催される東京オートサロンに出掛けよう!