ホンダN-BOXに後付けできる全方位カメラシステム「サテライトビューカメラ」は、駐車アシスト機能の追加も可能

●ホンダN-BOX用のサテライトビューカメラ「TPH074SV」が登場

ドライバーの視界をサポートするカメラ映像の進化が年々加速しています。今では高級車だけでなく軽自動車に設定される例もあります。

2020年7月29日、ワントップは、ホンダN-BOX用のサテライトビューカメラ(全方位カメラシステム)「TPH074SV」を発売しました。

現在のホンダ車では、前後左右のカメラ映像を合成し、周囲の状況を把握する全方位駐車アシスト機能(マルビューカメラシステム)は、ミニバンやラージサイズのモデルを中心に搭載されています。

ホンダ N-BOX
ホンダN-BOX用の全方位カメラシステム「サテライトビューカメラ」が登場

現在の「国民車」といえるまでの人気を誇るホンダN-BOX。サテライトビューカメラの「TPH074SV」は、「ナビ装着用スペシャルパケージ付車」に取り付けることで、車両の全方位を映し出すことができます。

さらに、バックカメラ入力(RCA)がある市販カーAVやディーラーオプションナビ(バックカメラ変換コードの「TPH070BC」が必要)に対しては、全方位駐車アシスト機能の追加が可能。こちらはステアリング操作に連動してガイド線が動き、車両の進行を予測する機能で、ガイド線を見ながらスムーズな駐車をサポートする機能です。

ワンストップ サテライトビューカメラ
前後左右のカメラ映像を合成して映し出す

また、N-BOX専用に設計された部品を車両に装着することで、純正品のようなフィット感も実現。車速が15km/h以下になるとカーナビ画面から全方位画面に切り替わる「AUTO機能」や、画面上の車両の色をセレクトできる「車両色セレクト機能」も用意されています。

ワンストップ サテライトビューカメラ
後付感の少ないフロントカメラ

同アイテムによりN-BOXは、全方位駐車アシスト機能で車両の俯瞰映像を見ながら安全に駐車することが可能になり、カーナビ選びの自由度が大幅に広がります。

希望小売価格はオープン。参考価格は、取付工賃込みで12万9000円(税抜き)。

ワンストップ サテライトビューカメラ
設定画面で車両色を選択できる(取付け時のみ)

なお、販売は、楽天市場「ワントップ オンラインショップ」、YAHOO!JAPANショッピング「ワントップ オンラインショップ」のオンライン販売のほか、電話やFAXによる注文受付にも対応するとしています。

購入後は、メールまたは電話で作業日程の案内について連絡が入り、日時や場所の相談の後、車両をワントップに入庫(東京都葛飾区)または出張で取付けになります。また、遠方の方は、取付店の紹介も可能とのことです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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