【新型eKクロス スペース市販モデル】ライトは2種類のバージョンを用意

●シックな茶色と黒の内装が見もの

三菱の軽スーパーハイトワゴン・eKスペースがフルモデルチェンジしたのに伴い、従来は『カスタム』としてラインナップされていたモデルが『eKクロス スペース』となって新登場しました。

eKクロス スペース
アダプティブLEDヘッドライト装着車

形としては先行販売されているeKワゴンとeKクロスの位置関係になります。つまりeKクロス スペースは、ベースモデルに対してSUVテイストを豊富に盛り込んだ遊び心のある軽自動車ということになります。

エクステリアは、三菱自動車の最新デザインコンセプトであるダイナミックシールドを採用したデザインになっています。ちょっと面白いのはeKクロスとは違いヘッドライトがバンパー側ではなく上部の(一般的に自動車がヘッドライトを置く)スペースにセットされたことです。

これによってバンパー部分にはウインカーやフォグライトが備わることになります。

このヘッドライトにはアダプティブLEDヘッドライトを装着するものと、一般的なLEDを装着するタイプの2パターンが用意されており、見た目の印象は大きく変わります。

eKクロス スペース
LEDヘッドライトのバージョン

なお、ルーフレールが設定されたり、ホイールアーチ部をブラックの塗色にしているのはeKクロスだけの特徴です。

またリアではバンパー下部にプロテクターイメージのアクセントが入ったり、テールランプの脇部分がブラックアウト化されて精悍な印象になることが特徴です。

eKクロス スペース

インテリアではベースモデルであるeKスペースとは違い、ブラックを基調とした精悍な印象のカラーにしています。

eKクロス スペース

またプレミアムインテリアパッケージを選択すると上質なブラウン系の革も使用した内装となります。

eKクロス スペース
オレンジのステッチにも注目

最上級モデルの『T』ではステアリングにパドルシフトが装着されるのなど、上級小型車に遜色ない装備が魅力のeKクロス スペース。

eKクロス スペース
320mmのロングスライドをします

NAとターボの両モデルが設定されており、価格は165万5500円から199万1000円となります。

eKクロス スペース
開口幅は1050mm

(写真・動画・文/ウナ丼)

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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