このリアリティ、タダものじゃない! 恐るべき再現度の1/12スーパーカブ完成品がアオシマから登場

■俺たちのアオシマがまたやってくれた! 完全新金型で95年式ホンダ スーパーカブを完ぺき再現

●青島文化教材社「1/12 完成品バイク Honda スーパーカブ50」(2500円・税別)

1958年の登場以来、全世界で生産累計台数1億台を達成するなど、リビングレジェンドというべき不朽の名車がホンダ スーパーカブです。青島文化教材社(以下アオシマ)では、そのスーパーカブを完全新金型の塗装済み1/12スケール完成品として再現しました。

アオシマといえば、その通好みのラインナップでバイク好きにとっては知られる存在。1/12プラモデルでは「ホンダ スーパーホークIII R 8耐優勝記念限定カラー」といったマニアックなバイクや、NSR250Rの中でも歴代最強として人気の高い「ホンダ 88 NSR250R SP」(なんとJhaチャンバー付き!)などなど、マニアのツボを刺激するアイテムを多数リリースしています。
 

そんなアオシマが手がけただけに、この「1/12 完成品バイク Honda スーパーカブ50」も半端な出来ではありません。

乗り物としては日本で初めて「立体商標登録」が認可された特徴あるスーパーカブのフォルムを、見事にモデル化しています。年式は「最もポピュラーだから」という理由で95年式がチョイスされました。

スーパーカブの95年式は、シート底板の材質をスチールから樹脂製とすることにより防錆化したほか、センタースタンドの形状を変更してスタンド掛けを容易にするなど耐久性や使い勝手の向上が図られたモデル。下は実車の写真ですが、これと見比べるとアオシマの1/12モデルの忠実度がよくわかります。

ヘッドライトやウインカーのレンズなど細部の造形や、エンブレムやステッカー類の再現度はお見事というほかありません。全長約150mmというサイズで「ここまでやるか!」と驚かされること必至です。

フレームには重量感たっぷりなダイキャストを使用しています。スーパーカブの特徴だった、車体後部まで一体となった特徴的なプレス構造が忠実に再現されています。

エンジンも、シリンダーヘッドカバーのフィンに至るまで手抜きなし。

なんと、シートは実車同様に可動。シート下にはガソリン給油口も見えます。

飾っておく際に役立つディスプレイ用の展示台も付属します。

カラーはブルーとグリーンの2色。価格はどちらも2500円(税抜)。完成品なので、手先が不器用な方でも安心です(笑)。
 

また、アオシマオンラインショップでは、限定のイエローカラーバージョンも発売されます。ベースになったのは2002年モデルのプラズマイエロー×ココナッツホワイトです。価格は通常モデルと同様、2500円(税抜)。

ステッカー類の一部が通常モデルと異なるほか、キャリアも小型の専用パーツ(本来は14インチのリトルカブ用)となっているのが特徴です。

スーパーカブオーナー(「カブ主」と言います)にとっては、必携のコレクターズアイテムと言えるのではないでしょうか。発売は6月予定です。

(長野達郎)

【関連リンク】
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