ホンダの原付2種ビジネスバイク「スーパーカブ110」とレジャーモデル「クロスカブ110」に2022年型が登場!

■新排ガス規制に対応しながら燃費を向上した新エンジンはトルクもアップ

ビジネス用途からレジャーまで幅広く使えるホンダ伝統のビジネスバイク「スーパーカブ110」と、それをベースにアウトドア風テイストを盛り込んだ「クロスカブ110」がモデルチェンジ!

ホンダのスーパーカブ110とクロスカブ110に2022年モデル登場
ホンダ・スーパーカブ110

どちらも、市販予定車として大阪や東京のモーターサイクルショーに出展されていましたが、価格も含め正式に発売することが発表されました。

いずれのモデルも、最新の排出ガス規制に対応したニューエンジンを搭載し、前輪ディスクブレーキを採用するなどのアップデートを敢行。

また、クロスカブ110では、熊本県とコラボした「くまモン バージョン」も同時に仕様変更が行われ、これら3モデルが4月14日(木)に発売されます。

●伝統の装備で幅広いユーザーが支持

バイク好きならよくご存じの通り、スーパーカブはホンダが1950年代から生産し、世界中で大ヒットしたロングセラーのビジネスバイクです。

その110cc版として2009年に登場したのがスーパーカブ110。長年生産されたスーパーカブ90の後継として発売されたモデルで、エンジンには109cc・空冷OHC単気筒エンジンを搭載。

ホンダのスーパーカブ110とクロスカブ110に2022年モデル登場
スーパーカブ110(パールフラッシュイエロー)

レッグシールドや丸目ヘッドライトなど、昭和の雰囲気を残したスタイルはもちろん、クラッチレバーがなく、シフトペダルを前後に操作して変速する4段リターン式シフト機構を採用するなど、伝統の装備に今の技術を盛り込むことで、高い燃費性能と実用性を兼ね備えたモデルです。

近年は、その使い勝手のよさから、商用目的だけでなく、通勤や通学など普段使いでも人気。また、キャンプなどのアウトドアやツーリングなど、さまざまな用途に使えるバイクとして、幅広いユーザーから支持を受けているモデルです。

ホンダのスーパーカブ110とクロスカブ110に2022年モデル登場
ホンダ・クロスカブ110

一方のクロスカブ110は、スーパーカブ110をベースに、アウトドアレジャーをイメージした装備を持たせたバリエーションモデルとして2013年に登場。

乗車時のまたぎやすさや、レッグシールドを備えたスーパーカブ伝統の実用的な車体構成を踏襲しながらも、ヘッドライトまわりの丸パイプ製ステーやアップライトなハンドルなどを採用することで、タフなイメージを演出しているのが特徴です。

ホンダのスーパーカブ110とクロスカブ110に2022年モデル登場
ホンダ・クロスカブ110・くまモン バージョン

また、2019年には、ホンダの工場がある熊本県とコラボして、同県のPRマスコットキャラクター「くまモン」をイメージした「くまモン バージョン」も登場。前述の通り、今回のモデルチェンジでも同様の仕様変更が行われます。

●前後キャストホイールも装備

そんなスーパーカブ110とクロスカブ110の新型では、まず、最大トルクと燃費性能の向上を図りながら最新の排出ガス規制に対応した新エンジンを搭載しています。

ホンダのスーパーカブ110とクロスカブ110に2022年モデル登場
スーパーカブ110(グリントウェーブブルーメタリック)

109ccという排気量に変更はありませんが、ボア×ストロークを従来型の50.0×55.6mmから47.0×63.1mmへとロングストローク化。最高出力も8.0psと同じですが、最大トルクは従来型の0.87kgf-mから0.90kgf-mにアップされています。

ホンダのスーパーカブ110とクロスカブ110に2022年モデル登場
クロスカブ110(パールディープマッドグレー)

加えて、燃費性能はWMTCモード値で従来型67.0km/Lに対し67.9km/Lと、若干ですがこちらも向上を実現。新型の燃料タンク容量は4.1Lですから、数値上の航続距離は1回の満タンで278km以上を達成しています。

足まわりでは、前輪にABS付きのディスクブレーキを採用。メンテナンスのしやすさをより考慮した前後キャストホイールやチューブレスタイヤを新たに採用しています。

さらに、メーター内にはギアポジションや時計、平均燃費などを表示する機能を追加し、使い勝手をより高める変更が施されています。

価格(税込)は、スーパーカブ110が30万2500円、クロスカブ110が36万3000円、クロスカブ110・くまモン バージョンが37万4000円です。

(文:平塚 直樹

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平塚 直樹

平塚 直樹 近影
自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、クルマ選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!