米・アップルがVWのミニバン「T6」ベースの電動自動運転車開発で協業へ

米・アップルが、独・VWと自動運転車開発に関連する契約を交わしたそうです。

アップルはカリフォルニア州本社区の従業員向けシャトルサービス用に、VWから電動化したミニバン「T6」を調達、自社で開発した自動運転技術を搭載し、2019年からオフィス間を運行させる模様です。

今回の契約はアップルが2014年にスタートさせた自動運転車開発プロジェクト「Titan(タイタン)」の一環とみられ、ニューヨーク・タイムズ報道によると、VWの子会社「イタルデザイン」において同社のミニバン「T6」の駆動ユニットをEV用に置換、車内内装などにも手を加えて独自仕様とする計画のようです。

アップルは自動運転用車両の独自開発を断念した経緯から、近年は自律走行技術開発に軸足を移し、これまでにもダイムラーやBMW等とも提携の道を模索していたようです。

今回、アップル/VW両社は車両調達契約から協業をスタートさせますが、今後順調に連携が進めば具体的な事業提携などに発展する可能性もありそうです。

Avanti Yasunori・画像:VW)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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