そんなこんなで、いよいよラリー北海道選手権の本番を迎えたカマキョウ&呼鈴のサラリーマン自腹コンビ。目下最大の心配は、成績よりも天気(台風)です。。。
4.現地入り、レッキを行う。
土曜日の早朝、札幌から高速道路(札樽道~道央道)170kmを移動、虻田洞爺湖ICで高速を降り、ガソリンを給油。8:00頃現地に到着しました。(今回チーカマのクルーは全員洞爺湖温泉街へ現地集合でした)
トップの写真が現在のカマキョウ号・・・間違いなく、全参戦車中最もハデw 痛車もビックリです。 初めて見た人はこれが完全自腹のプライベーターとは、誰も信じません。
8:30レッキ受付の後、急いでサービスパークを後にし、レッキを開始です。
※レッキとはSS(Special Stage:競技区間)でナビゲーターが読み上げるペースノートを作成する事です。“制限速度厳守”で走りながら、ドライバーの指示に従いナビゲーターがコーナー迄の距離・角度・長さ・注意点等を記録して作成します。これを作り上げる能力もドライバーの力量です。
レッキの走行可能回数は2回、そして走行可能時間が指定されています。(1走目で作成したペースノートを2走目で確認、補正を行うのが一般的との事。) 今回は全日本クラスは15のSSを、地区戦は5のSSを戦いますが、全日本クラスは土/日が決勝なので、金曜日にレッキを行います。が、地区戦の決勝は日曜日だけ。レッキは土曜日、全日本クラスのSS決勝走行後を走ります。当然ながら、地区戦のレッキスケジュールは非常にタイトになります。
更に朝から良かった天気は昼前に一度崩れ、
一度、上がりましたが、
また豪雨。
指定時間にSSに辿り着けず、レッキを2本走れない車も。ここでチーカマランサーはクルーの機転をきかせつつレッキを確実に消化。15時過ぎにはサービスパークに戻りました。
レッキ時のカマキョウから呼鈴への指導ポイントは
「読み上げに余裕のあるところでページの変わり目を迎えておくように」
「他のコドライバーと仲良しになっておいて」 とのこと。
5.公式車検
夕方にはカマキョウ夫人と息子の「創ちゃん」を筆頭に、応援団も合流。
指定の時間に車検を受けます。主に、ロールバーの取り付けやホーンが鳴るとか、灯火が正しく点くか等の安全装備の確認が中心ですが、 もちろん排気ガスの成分チェックや、レギュレーション違反のチェック。タイヤのマーキング・さらにターボ車はターボシーリング(リストリクターのサイズの確認・封印)なども行なわれました。カマキョウ車はターボ車なのでこのチェックを受けますが、今回サービスクルーがいないカマキョウはドライバー本人が作業をしています。
車検実施後、パルクフェルメ(車両保管)は無し。そのままランサーで宿泊先のホテル「洞爺湖万世閣レイクサイドテラス」へチェックイン。ラリー洞爺ではドライバー、オフィシャルを始め、メディア、チームスタッフは(ほとんど)同じ宿に泊まりました。会場からもすぐでラリー応援価格。主催者グッジョブです!
明日の決勝は、スタートが30分早くなりました。全日本の1号車奴田原・佐藤組は6:30スタート。チーカマランサーは7:41にTC:タイムコントロールをスタートです。(ラリーは競技区間への移動時間も早着・遅刻共にペナルティーとなります)
全日本のDay1はゼッケン2「ラック名スバルSTi DL インプレッサ」勝田・足立組のインプレッサが首位を奪っています。
天気に翻弄され、全日本の1ケタゼッケン(ランキング10位以内)が多数デイリタイアしているラリー洞爺。
そして、またしても雨が降り始めた洞爺湖町。明日の本番は更に台風が接近、荒れそうな気がします。
準備編(自腹でGo!)はこちら https://clicccar.com/2011/09/13/60248
ARKラリー洞爺のHP http://www.team-ark.jp/archives/category/rally/2011-rally-toya
カマキョウ.com(鎌田恭輔選手HP) http://www.kamakyo.com/
呼鈴の気まぐれ何マイル?(小樽・札幌グルメのページ) http://sapporo.100miles.jp/colin200/
LUCKオフシャルサイト(No.2勝田選手のHP) http://www.luck.co.jp/
カーステーションマルシェ(No.8石田選手が店長のショップHP) http://www.cs-marche.com/
(川崎BASE)