米メディア等によると,MAZDA が RX-7&8 の後継車となる RX‐9 を開発中だそうで、それによると、次期 RX‐9 はハイブリッド・ロータリー仕様なのだとか。(驚)
燃費や低回転域のトルクなどのロータリーのデメリットを補う為に HV化を図るそうで、デビューは 2013年後半としています。
http://www.justput.com/forum/showthread.php?p=13039
そう言えば MAZDA と言えば,先日の自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2011」でも公開していましたが、近々第1弾としてデミオに超高圧縮比が売りで 30㎞/㍑を誇る、「スカイアクティブG」 1.3㍑版を搭載、そして 2013年には 2.0㍑版をアクセラに トヨタのHVシステムとの組合せで搭載するとしています。
同社としては 2015年までにグローバルで販売するマツダ車の平均燃費を、2008年比で30%向上させることを目標に掲げている訳ですが、そこで一つ疑問が。
RX-9 に搭載されるのは本当にロータリーなのかという点。 究極のレシプロエンジンである,「スカイアクティブG」 を前面に押し出す一方で、スポーツカー向けには燃費では有利とは言い難い ロータリーエンジン搭載に執着? 同社の意地なのでしょうか。
ロータリーエンジンの 「スカイアクティブG」版に目処が付いていて,それをベースに HVとの組合せで更に レンジエクステンディド を狙うのなら,まだ理解し易いのですが。
RX-9 では HVとは言っても Prius のようなモーター重視のシステムでは無く,ベースとなる内燃機関を根本から叩き直して,その上で付加的にHVを組合わせるのが理想ではないかと思います。
勿論,それが超高圧縮比のロータリーエンジン+HV仕様なら,走りにも一段と期待が高まるというもの。 もし RX-7 と RX-8 を統合してフルモデルチェンジするなら,それ位のインパクトが必要かもしれません。
何れにしても、今のところ HV搭載予定の無い本家トヨタのスポーツカー、 FT-86Ⅱ にとっては何だか面白くない話しのような気もしますが、どうなんでしょうか・・・?
こちらも併せてお読み下さい。 https://clicccar.com/2011/06/13/33214
(Avanti Yasunori )
【画像がすべて見られない方は】 https://clicccar.com/2011/05/26/27795