トヨタ・プリウスの特別仕様車「マイコーデ」は内外装の組み合わせ自由自在

日本でもっとも売れているクルマはトヨタ・プリウス。このクルマに乗っているだけで環境を意識していることを主張できるアイコン的存在ともいえますが、数が多いだけに没個性になってしまう部分も否めません。

 

そんな個性を主張したいユーザーに向けて、プリウスに特別仕様車「マイコーデ」が登場しました。

これはプリウスSグレードをベースに、内外装(ボディカラー、シートカラー、インテリア加飾、エクステリア加飾)を自由に組み合わせることができるようにしたセミオーダー仕立ての特別仕様車。ボディカラーには、ブロンズマイカメタリック、ブルーメタリック、ディープアメジストマイカメタリックと専用カラーを含めた6色を用意。

 

 

3色のシートカラー(ブラッキシュブラウン&ブラウン/バイオレット/ライトブルーイッシュグレー&ブルー)、3つのインテリア加飾(ブラッキシュブラウン/シャンパンゴールド/シルバー)の組み合わせは自由自在。つまり9パターンのインテリアから選ぶことができるというわけです。また、スーパーUVカットガラス(フロントドア)や、クローム調加飾ホイールとサイドガーニッシュを特別装備しています。

同時に行なわれた一部改良では、フロントコンソールトレイ内とラゲージスペースにAC100V電源を1500Wまで使用可能とするアクセサリーコンセントをオプション設定(除くLグレード)したプリウス。アウトドアや非常時の電源供給マシンとしても活躍の幅が広がりました。

さらに特別仕様車「マイコーデ」の登場で、個性を主張したいユーザー層にもアピールするエコカーになったといえそうです。

なお、特別仕様車は2グレードを設定。メーカー希望小売価格は、S“マイコーデ”が243万円、S“ツーリングセレクション・マイコーデ”が263万円となっています。

(山本晋也)

 

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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