清水和夫がTMSを動画で案内!メルセデスの水素電池車、ディーゼル+プラグインたちは世界をけん引するか!?【東京モーターショー2019】

clicccarでも告知をしました『清水和夫、10月23日に動画生配信で会場内をレポート!』を行ったところ…。通信、機材、音声トラブルにより映像の乱れや雑音が大量に入るなど、お見苦しい放送となってしまい大変申し訳ございませんでした。放送を楽しみにして下さっていた皆様に大変ご迷惑をおかけいたしまして、お詫び申し上げます(StartYourEnginesスタッフ一同)。

しかし、途切れ途切れとはいえ、国際モータージャーナリスト・清水和夫さんのプチ解説はサスガの知識で頷くばかり。ということで、ちょ~っと乱れた動画ですが、そんなこんなをご了承の上、10/23に生配信された動画の「メルセデスベンツ編」をご鑑賞のほど~!(※動画にはメルセデスベンツ・ブースの後にマツダ他が入っていますが、別記事にて紹介します!)

■VISION EQSの超長~いホイールベースには4WSで対応

メルセデス・ベンツに来ました。

メルセデスベンツVISION EQS
バッテリーEV車、VISION EQSは長いホイールベース対策で4WSになっています。

まずはVISION EQS、これはSクラス相当のバッテリーEVです。バッテリーEVなのでタイヤを四隅に配置できるので、相当長いホイールベースです。そうすると、曲がれなくなるのでリヤステアが4WS、かなり逆相に切れるのかなっていう気がします。

GベースのFセル
GLCベースのFセル、水素+電気が可能となりました。

注目しているのは、フューエルセル! Gクラス GLCのFセルです。このクルマはハイブリッドなので充電と充填、電気と水素の両方を入れられます。でも、まだ水素のインフラがドイツは整っていないので、とりあえずバッテリーのインフラ設備を使いながら、というのが考え方だと思います。

●水素+ディーゼルのE350deは理想の組み合わせ

E350de
ディーゼルと電気の組み合わせ、その燃費は相当なものでしょう!

個人的に注目しているのはE350de。EクラスのEQパワーで、プラグインなんですけど、deと付いているのでディーゼルプラグインです。ヨーロッパの計算式で走ると、90km/Lくらいです。

電気の部分がゼロCO2みたいなイメージと、EV距離を計算したときに、たしか50kmくらいあるのかな? なので、CO2を向こうの計算式で言うと30gとか40gくらいのクルマなので、リッター換算すると90km/Lです。ディーゼルで走っていて街中は電気で走る。このディーゼルもまたトルクがありますから、バッテリーと同じような走りですね。

●ドイツ人の作るホットハッチはフランスに勝てるか!?

AMG A45Sホットハッチ
ドイツのホットハッチはフランスに勝てるか!?

コチラはAMG A45Sのホットハッチ。でも、このホットハッチはフランスメーカーのほうがいいんだよね。でもドイツ人が作るホットハッチがどんな乗り味なのか?っていうのもこのAMGモデルで楽しみなうちのひとつですね。

AMG GT63S
ガソリン・ハイパワーをガンガンいくのは時代的に???ですが、気持ちは良いですよね!

メルセデスAMG GT 63S、4ドアにAMG63が搭載されていますね。エンジンだけでガンガンいくというのは、さすがの私も今の時代的にOKなのかな?って気がしますけど、バカみたいに速いエンジンに乗ると気持ちはスッキリしますよね。

昔から血管にガソリンが流れてる!って言い切ってきましたけど、最近はちょっと電気も血管に流れるようになったのかな…、みたいな感じがしています。

メルセデスベンツブース
メルセデスベンツブースで熱く語る清水和夫さん。

(レポート:清水 和夫/アシスト:永光 やすの/動画撮影:StartYourEngines/画像:永光 やすの・clicccar・GENROQ web)

【関連リンク】

StartYourEngines HP
https://www.startyourengines.net

国際モータージャーナリスト、清水和夫が主宰する自動車専門動画ウェブメディア。クルマの限界性能と安全性を徹底的に試すダイナミック・セイフティ・テスト(DST)を始め、国内外の新車インプレッション、注目度の高まる先進安全技術、自動運転など、クルマに関するあらゆるジャンルの動画をサイトアップしています。ぜひぜひ!チャンネル登録のうえご視聴ください。

StartYourEnginesX
https://www.youtube.com/user/StartYourEnginesX

この記事の著者

永光やすの 近影

永光やすの

「ジェミニZZ/Rに乗る女」としてOPTION誌取材を受けたのをきっかけに、1987年より10年ほど編集部に在籍、Dai稲田の世話役となる。1992年式BNR32 GT-Rを購入後、「OPT女帝やすのGT-R日記」と題しステップアップ~ゴマメも含めレポート。
Rのローン終了後、フリーライターに転向。AMKREAD DRAGオフィシャルレポートや、頭文字D・湾岸MidNight・ナニワトモアレ等、講談社系車漫画のガイドブックを執筆。clicccarでは1981年から続くOPTION誌バックナンバーを紹介する「PlayBack the OPTION」、清水和夫・大井貴之・井出有治さんのアシスト等を担当。
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