Avanti Yasunori 
富士重工業のモータースポーツ部門を担当するSTI（SUBARU TECNICA INTERNATIONAL）が8月19日に500台限定で発売した「SUBARU BRZ tS」。
BRZをベースにサスペンション、ブレーキ、シャシーなどにSTI独自のチューニングが施されており、ベース車が持つ走る愉しさを更に磨き上げたBRZ初のSTIコンプリートカーとなっています。
リヤのカーボン製大型リヤウイングやブラック塗装のホイール、RECARO製バケットシートがSUPER GTシリーズに参戦中の「SUBARU BRZ GT300」を彷彿させます。
【SUBARU BRZ tSの主な特徴】
①ステアリングギアボックス取り付け剛性向上（貫通ボルト式）により、
操舵時のダイレクト感や応答性を大幅向上
②ドライブシャフトの剛性アップ（+4mm径拡大）により動力伝達効率を向上
アクセルのON-OFF時や、クラッチを繋いだ際のダイレクト感が向上
③ショックアブソーバーの改良で踏ん張り感・横剛性アップ
④ミシュラン・パイロットスポーツタイヤ装着によりグリップ力向上
⑤ブレーキング時のコントロール領域が広がるフロント4ポット、リヤ2ポットの
brembo製 17インチ ディスクブレーキ装備
⑥ホールド製の良い専用開発のRECARO製バケットシートを装着
（安全装備サイドエアバッグ付き／表皮アルカンターラ仕様）
そんな希少な「STI SUBARU BRZ tS」が鈴鹿ツインサーキットで9月23日に開催された「SUBARU DRIVING DAY」に姿を表しました。
このイベントはスバルと、BRZをこよなく愛するBRZ同好会「CLUBRZ（クラブリーズ）」とのコラボ企画で開催されたもの。
当日は「tS」の車両展示だけで無く、佐々木孝太選手が会場で選出された一般来場者を助手席に乗せてサーキットをアクセル全開でデモ走行。
SUPER GTシリーズで佐々木選手と共に「SUBARU BRZ GT300」を駆る山野哲也選手もデモ走行に参加して2台のBRZによるランデブー走行が実現。
山野選手はデモ走行終了後に会場で連続アクセルターンのFANサービスも。
ちなみに「STI SUBARU BRZ tS」受注期間は2014年3月9日迄の500台限定となっており、現在既に250台弱の受注が入っているようですが、2014年3月9日以前に受注台数が500台に達した場合には、その時点で販売終了となるそうです。
車両価格は約366万円～437万円と少々張りますが、専用装備品を一つ一つ後付けする事を考えれば割安な設定と言えそうです。
（出展 スバル）
今回のイベントに続いて次回、広島偏も用意されており、日時は9月28日（土）で場所はTSタカタサーキット。
スバルBRZのオーナーや西日本在住のオーナー予備軍の方はサーキットを体験走行出来て丸一日楽しめる本イベントに一度参加されてはみては如何でしょうか。
SUBARU DRIVING DAYZ
http://www.subaru.jp/event/2013/brz_drivingday/
【主要装備】
http://www.sti.jp/product/brzts/data_equipment.html
■STI SUBARU BRZ tS Web サイト
http://www.sti.jp/product/brzts/
■CLUBRZ（クラブリーズ） Webサイト
http://clubrz.jp
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【画像ギャラリーをご覧になりたい方はこちら】 https://clicccar.com/?p=231698
