フェラーリが世界選手権についに帰ってくる!最後のル・マン参戦から50年ぶりに 

■10月30日に開催される「フィナーリ・モンディアーリ」でお披露目へ

フェラーリは、現在開発中の新型ル・マンハイパーカーを10月30日に開催される「フィナーリ・モンディアーリ」イベントでワールドプレミアすることを発表するとともに、新たなティザーイメージをリリースしました。

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フェラーリ ル・マンハイパーカー ティザーイメージ

ティザーイメージでは、滑らかな曲線を持つフロントエンドが確認できます。

以前のティザーイメージでは、ノーズに跳ね馬とクラシックなイエローバッジが見てとれるほか、スリムなLEDライトユニット、際立つカーボンファイバースプリッターなどが装着されていることもわかります。

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フェラーリ ル・マンハイパーカー ティザーイメージ

フェラーリのスポーツカーレース部門のボスである、アントネッロ・コレッタ氏は、メディアのインタビューで、まだ名もないLMH車両がすでに10,000km(6,213マイル)以上のテスト走行を行っていることを明らかにしており、来年3月中旬にセブリングで開催されるWECシーズン開幕戦までに、ハイパーカーが10日ごとにコースに出て経験を積み、必要な微調整を行うと語っています。

ル・マンでのフェラーリは、1973年6月10日に「312PB」により最上位クラスで最後のル・マン24時間レースを終了。それから約50年の時を経て、いよいよ世界選手権トップクラスに帰ってくることになります。

また同イベントでは、これまでに500回以上の勝利を収め成功したレースカーである、488 GT3のフォローアップとなる「296GT3」も初公開される予定となっています。

注目は、このLMHがフェラーリの次のロードゴーイングハイパーカーの基盤となるかどうかですが、情報が入り次第お伝えしていきます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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