日産・アリアの欧州バージョン、ルノー「セニック」次期型がSUVルックで発売へ

■9月4日「IAAモビリティ2023」でワールドプレミア

ルノーは、欧州Cセグメント「セニック」次期型を「IAAモビリティ2023」でワールドプレミアすることを発表。そのティザーイメージが公開されました。

ルノー セニック E-Tech ティザーイメージ
ルノー セニック E-Tech ティザーイメージ

セニックは1996年から販売されているルノー伝統のMPV(ミニバン)で、同カテゴリーでは、フランスを含むヨーロッパ市場においてベストセラーモデルとなっています。かつては日本でも販売されていましたが、現在は導入されていません。

4代目となる現行型は2016年に発売、これが8年ぶりのフルモデルチェンジとなります。

ルノー セニック E-Tech 市販型プロトタイプ スパイショット
ルノー セニック E-Tech 市販型プロトタイプ スパイショット

次期型となる「セニック E-Tech」は、2022年に公開された「セニック・ビジョン」コンセプトの市販型となります。メガーヌ・E-テックの上に位置し、全長176.7インチ(4490mm)、全幅74.8インチ(1900mm)、全高62.6インチ(1590mm)と、コンセプトとほぼ同じサイズが予想されています。

市販型では、メガーヌ E-Techや日産「アリア」と同様に、ルノー、日産、三菱アライアンスの「CMF-EV」プラットフォームを採用、ミニバンからクロスオーバーSUVへと進化します。

ティザーイメージでは、グリルにインサートされたスリムなヘッドライト、コーナーLEDのみが見えますが、最終デザインはコンセプトの約90%を維持すると伝えられています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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