新型「プリウスPHEV」の車両価格が判明。オーダー殺到のHEVとの車両価格差は約90万円!

■3月1日に2.0L PHEVが登場予定。 基本意匠はHEVと共通

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新型トヨタ プリウス「HEV」のエクステリア

2023年1月10日に2.0L HEV仕様が発売された新型「プリウス」ですが、具体的な納期を公開している販売店情報によると2024年7月以降となっており、早くもオーダーが殺到して長納期状態になっているようです。

そうした中、各種情報によるとプラグイン・ハイブリッド(PHEV)仕様の正式発表・発売が2023年3月1日に迫っている模様で、2月上旬の先行受注開始が予想されています。

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新型トヨタ プリウス「PHEV」のサイドビュー

先代プリウスでは、HEVとPHEVでエクステリア・デザインが積極的に差別化されていましたが、新型では細部を除き、共通化が図られています。

●PHEVとHEVの識別ポイントは?

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新型トヨタ プリウス「PHEV」のリヤビュー

最もわかりやすいPHEVの識別ポイントは、細幅LEDテールランプのレンズ色が赤ではなくクリア(白)仕様になっていること。

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新型トヨタ プリウス「HEV」のリヤビュー

またPHEVでは、右側のクォーターパネル後部に充電用リッド(蓋)が設定されており、目印となるバックドアのエンブレムについても、従来の“PLUG-IN HYBRID”から新デザインの“PHEV”に変更されています。

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新型トヨタ プリウス「PHEV」のリヤビュー

さらに足廻りでは、19インチのアロイホイール(タイヤ:195/50/R19)が専用意匠になっており、車重差などからフロントブレーキのローター径やキャリパーサイズ、サスペンションのダンパーなどが専用仕様になっています。

●PHEVのパワートレーンは?

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新型トヨタ プリウス「PHEV」のパワートレーン

従来型を大幅に上回る加速性能と静粛性を実現したトヨタ初の2.0L PHEV仕様では、高効率のダイナミックフォースエンジンと、高出力の駆動用リチウムイオンバッテリーの組み合わせで、従来型同等の低燃費(WLTCモード燃費:23.0km/L)を維持しつつ、223psものシステム最高出力を達成。

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新型トヨタ プリウス「PHEV」の充電風景

PHEVならではの力強い加速性能は、0-100km/h加速で6.7秒をマークするなど、GR86の同6.3秒に迫る圧倒的な動力性能を実現しています。

駆動用リチウムイオンバッテリーの容量が従来の8.8kwhから13kwhへと拡大され、EV走行距離が従来比+50%以上となる75kmへと拡大。日常生活の大部分をEV走行だけでカバーできるようになっています。

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新型トヨタ プリウスのインテリア

また、充電中にパワースイッチをオンにすると、外部電源の電力を利用してエアコンやオーディオの使用が可能になる”マイルームモード”を備えており、もう1つの部屋のように車内で快適に過ごすことが可能に。

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新型トヨタ プリウスの荷室

バッテリーパックをリヤシート下部に搭載したことで、低重心化とラゲッジスペースが拡大しており、新型プリウスPHEVのスポーティな走りと利便性の向上を両立しています。

太陽光をより効率よく電気に変える第2世代の「ソーラー充電システム」は、1年間で走行距離約1,250km分(従来比約1.3倍)に相当する電力を生成。

駐車中は、発電した電力を駆動用バッテリーに充電し、走行だけでなく、エアコンなどさまざまな機能に電力を供給。走行中は、発電した電力で補機バッテリー系統の消費を補います。

●オプション装備で約500万円に。2月上旬に先行受注開始か

なお、今回判明した車両価格は以下となっています。

[PHEV仕様]
2.0L Zグレード 2WDのみ 460万円

[HEV仕様](参考)
2.0L Zグレード 2WD 370万円(E-Fourは22万円高)
2.0L Gグレード 2WD 320万円(E-Fourは22万円高)

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新型トヨタ プリウス「PHEV」のエクステリア

HEVのZグレードより90万円高いPHEVでは、メーカーオプション(OPTボディカラー、ドライブレコーダー、デジタルキー、パノラマルーフ、12.3インチナビ、ITS connect等)を装着すると、車両価格がほぼ500万円となりますが、他のPHEVモデル同様に補助金を使えば、実質価格は450万円前後に。

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新型トヨタ プリウス「PHEV」のサイドビュー

結構な高額車ではありますが、システム最高出力が122psから223psへと大幅に向上したことを加味すると、妥当といえるのかもしれません。

ちなみに、PHEVに設定されているボディ色はプラチナホワイトパールマイカ、ブラックマイカ、エモーショナルレッドII、ダークブルー、マスタード、アッシュの全6色となっています。

販売台数がHEV(4,300台/月)の1割程度で計画されている模様で、これに伴い発売後の早期オーダーストップが予想されます。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

Avanti Yasunori 近影
大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからのクルマ好きで、免許取得後10台以上のクルマを乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。