システム合計1,914ps! リマック「ネヴェーラ」が世界最速量産EVに

■最高速度412km/hを計測、昨年8月には0-400mを8.58秒の記録も樹立

クロアチアを拠点とするEVカーメーカー「リマック・アウトモビリ」は、2ドアハイパーEV「ネヴェーラ」が最高速度412km/hを計測、世界最速の量産EVの称号を得たことを発表しました。

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リマック ネヴェーラ

ネヴェーラは、コンセプトモデルを2018年のジュネーブモーターショーで発表、2021年に量産モデルが公開されました。

そのスペックは、4輪に磁石モーターを装備、独立駆動でシステム合計1,914ps・最大トルク2,360Nmを発揮し、0-100km/h加速1.85秒のパフォーマンスを持ちます。

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リマック ネヴェーラ

2021年8月には米国カリフォルニア州の「ファモーソレースウェイ」において、1/4マイル(約0-400m)を8.58秒という市販車の世界最速記録を樹立しています。

今回の最高速度記録達成にあたっては、チーフテストおよび開発ドライバーであるミロスラフ・ズルンセビッチ氏がハンドルを握りました。最高速トライアルのためのチューニングはされておらず、公道仕様のカップ2タイヤを装着、ミシュランのエンジニアが走行前にチェックするため現場にいたといいます。

ミロスラフ・ズルンセビッチ氏が4つのモーターを駆動させ、1,914psという強力なパワーを解き放った時、ハイパーカーはバンクを出てストレートに入った直後に、すでに時速155マイル(250km/h)を出していたと同社は言っています。また速度を正確に測定するために、GPSベースの Racelogic V-Boxデバイスも車内に設置されていたようです。

今後、ネヴェーラより速いEVは誕生するのか、現段階では思いつかない状況です。直近では、ロータス「Evija」は322km/h、ピニンファリーナ「バティスタ」は350km/h、Nio「EP9」は312km/hにとどまっています。

本命はテスラ「ロードスター」次期型。同コンセプトは5年前の2017年の時点で最高速度402km/hを超えており、次期型では期待十分と言えるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?