チームKUNISAWA.NET発進!したんですが、なかなか走れず…【WRCラリー・ジャパン2022】

■いよいよスタート! が、アクシデントで走れる…のか?

●豊田スタジアムにWRCラリーマシンが集結

自動車評論家、国沢光宏さん率いるチームKUNISAWA.NETは、WRCラリージャパンに参戦しています。

国沢さん、頑張ってください!
国沢さん、頑張ってください!

10日は、メイン会場と言える豊田スタジアムで、セレモニアルスタートが行われました。

豊田スタジアム内にずらりとならんだWRCマシン
豊田スタジアム内にずらりとならんだWRCマシン

スタジアム内にはずらりと並んだWRCマシン。観客の前で、走っている姿をお見せします。参議院議員の三原じゅん子さん、スポーツ庁長官の室伏広治さんなどのご挨拶や、愛知県警の音楽隊による国歌演奏、白バイによる先導なども行われました。

愛知県警吹奏楽隊による国歌の演奏
愛知県警吹奏楽隊による国歌の演奏
白バイ隊員による先導
白バイ隊員による先導

公道をフルに活用するラリーは、地域自治体、警察等の協力が不可欠。まあ、個人的には同じ会社の担当者たちがそのあたりにめちゃくちゃ苦労しているなぁ、と横目で見てましたので、その大変さはなんとなく伝わっております。

●太鼓を叩いて安全祈願!

さて、いよいよセレモニアルスタートのお立ち台へとマシンを進めます。参戦車両から降りたドライバー、コ・ドライバーは、安全祈願のため、大太鼓をひと鳴らししてからスタートです。

プジョー208 RC4でウェルパインモータースポーツから参戦する村田 康介選手と梅本 まどか選手
プジョー208 RC4でウェルパインモータースポーツから参戦する村田 康介選手と梅本 まどか選手

我らが梅ちゃんこと元SKE48の梅本まどかさんもコ・ドライバーとして参戦しています。

梅ちゃん、野球のスイングのように構えて〜
梅ちゃん、野球のスイングのように構えて〜
ど〜ん!
ど〜ん!


さすが、こういった場での堂々とした手の振りや喋りは、紅白出場経験アリの余裕を感じさせます。

見事なスイングで太鼓を打ち鳴らし、大きな声援のもと、助手席へと戻っていきました。

●ルノー・ルーテシア(本国ではクリオ)Rally 4でKUNISAWA.NET登場!

チームKUNISAWA.NETの参戦車両はルノー・クリオ(日本名ルーテシア)Rally4
チームKUNISAWA.NETの参戦車両はルノー・クリオ(日本名ルーテシア)Rally4

そしていよいよ、こちらも我らが国沢兄貴の登場です。

国沢さん「最年長でがんばります」と深々お辞儀
国沢さん「最年長でがんばります」と深々お辞儀

「最年長ドライバーです」と場内を沸かすコメントを残し、太鼓をどーん。外国人選手など、多くが手の届きやすい太鼓の端っこをトンと打ってましたが、国沢兄貴はさすがです。

太鼓のど真ん中を目掛けて〜
太鼓のど真ん中を目掛けて〜
ど〜〜〜ん!!!
ど〜〜〜ん!!!

ちゃんと太鼓のど真ん中を叩いてました。太鼓は真ん中を打つのがセオリーです。セオリーを守るってのは走りにも通じそうです。

自動車メディアでは、ベストカー、CARトップよりも上で、さらに国沢さんに近い位置にclicccarはあります!(笑)
自動車メディアでは、ベストカー、CARトップよりも上で、さらに国沢さんに近い位置にclicccar(のステッカー)はあります!(笑)

その後、タイヤチェックのポイントを通過し、無事SS1へと向かった国沢さんらですが、なんと、新井選手のアクシデントのため、SS1は中断。

翌日11日も午前中予定していたSS2、SS3、SS4と車両火災やらキャンセルやらでどうやら国沢さん走れていない模様。

波乱万丈のラリー・ジャパン2022、なにが起こるかわからない、ドキドキのスタートです。

(文・写真:小林和久

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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