目次
■いよいよスタート! が、アクシデントで走れる…のか?
●豊田スタジアムにWRCラリーマシンが集結
自動車評論家、国沢光宏さん率いるチームKUNISAWA.NETは、WRCラリージャパンに参戦しています。
10日は、メイン会場と言える豊田スタジアムで、セレモニアルスタートが行われました。
スタジアム内にはずらりと並んだWRCマシン。観客の前で、走っている姿をお見せします。参議院議員の三原じゅん子さん、スポーツ庁長官の室伏広治さんなどのご挨拶や、愛知県警の音楽隊による国歌演奏、白バイによる先導なども行われました。
公道をフルに活用するラリーは、地域自治体、警察等の協力が不可欠。まあ、個人的には同じ会社の担当者たちがそのあたりにめちゃくちゃ苦労しているなぁ、と横目で見てましたので、その大変さはなんとなく伝わっております。
●太鼓を叩いて安全祈願!
さて、いよいよセレモニアルスタートのお立ち台へとマシンを進めます。参戦車両から降りたドライバー、コ・ドライバーは、安全祈願のため、大太鼓をひと鳴らししてからスタートです。
我らが梅ちゃんこと元SKE48の梅本まどかさんもコ・ドライバーとして参戦しています。
さすが、こういった場での堂々とした手の振りや喋りは、紅白出場経験アリの余裕を感じさせます。
見事なスイングで太鼓を打ち鳴らし、大きな声援のもと、助手席へと戻っていきました。
●ルノー・ルーテシア(本国ではクリオ)Rally 4でKUNISAWA.NET登場!
そしていよいよ、こちらも我らが国沢兄貴の登場です。
「最年長ドライバーです」と場内を沸かすコメントを残し、太鼓をどーん。外国人選手など、多くが手の届きやすい太鼓の端っこをトンと打ってましたが、国沢兄貴はさすがです。
ちゃんと太鼓のど真ん中を叩いてました。太鼓は真ん中を打つのがセオリーです。セオリーを守るってのは走りにも通じそうです。
その後、タイヤチェックのポイントを通過し、無事SS1へと向かった国沢さんらですが、なんと、新井選手のアクシデントのため、SS1は中断。
翌日11日も午前中予定していたSS2、SS3、SS4と車両火災やらキャンセルやらでどうやら国沢さん走れていない模様。
波乱万丈のラリー・ジャパン2022、なにが起こるかわからない、ドキドキのスタートです。
(文・写真:小林和久)