■インテリアには、「レザーチェスター・インディゴブルー」を特別装備
Cセグメント級クロスオーバーSUVのMINIクロスオーバーに、特別仕様車「MINI Crossover Albert Bridge Edition PHEV」が設定され、2022年11月10日に発売されました。デリバリー開始は、同年12月以降の見込みとなっています。
車名の「Albert Bridge」は、イギリス・ロンドンのテムズ川に掛かる、趣のあるアルバート橋に由来。アルバート橋は、夜には多くのライトで彩られ、ロンドンの名所にもなっています。
MINIは、2030年代にEVにすることを目指していますが、プラグインハイブリッドである「MINI Crossover Albert Bridge Edition PHEV」を、現行型からEVへの架け橋となるモデルと位置付けて「アルバード橋」の名前を車名に採用したそう。
ベース車は、プラグインハイブリッドの「MINI Cooper SE Crossover ALL4」で、限定のボディカラーやレザーシートなどにより上級仕様に仕立てられています。
エクステリアは、MINI3ドア、5ドア、コンバーチブルで人気の「ルーフトップ・グレー」が特別装備され、ブラックルーフ、ブラックミラーキャップ、「ピアノブラック・エクステリア」とのコンビネーションにより、洗練されたスポーティな雰囲気を漂わせています。
足元は、「アロイ・ターンスタイル・スポーク2トーン」の19インチホイールが、MINIクロスオーバーの力強さを強調し、MINIのプラグインハイブリッド専用色である黄色をベースに、デザインされた専用パーツが、随所に配されています。
一方のインテリアには、MINIクラブマン専用シートとして人気を集めた「レザーチェスター・インディゴブルー」を特別装備。
深みを帯びたブルーがドアトリムやダッシュボードのアクセントストリップとコーディネイトされ、室内全体に一体感をもたらしています。
インテリアの加飾には、「MINI Yoursインテリアスタイル・シェーデッド・シルバーイルミネーテッド」が用意され、ダッシュボードを彩るイルミネーションが、クオリティの高さを醸し出しています。
さらに、専用デザインパーツとして、専用バッジが施されたフロアマット、エンブレム入りのドアシルをはじめ、上質なレザーを使ったナッパレザー・ステアリングのスポーク下部にも「ALBERT BRIDGE EDITION」の名が配置されています。
安全装備やドライバーシステムも充実。前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキ、「レーンディパーチャー・ウォーニング」機能が標準化されているほか、ストップ&ゴー機能付アダプティブクルーズコントロール、「パークディスタンス・コントロール(フロント&リア)」、縦列駐車をサポートする「パーキングアシスト」なども備わり、安全性がさらに引き上げられています。
そのほか、「Apple CarPlay」でiPhoneをMINIのセンターディスプレイに表示し、タッチ操作で「Google Map」やiPhone純正マップの使用、電話やメッセージの送受信などもできます。
加えて、「MINI APP」接続などの最新のコネクティビティを用意。スタイリッシュでスポーティな内外装、プラグインハイブリッドの利点や先進装備を享受したい人に注目の特別仕様車になっています。
●価格:559万円
(塚田勝弘)