読者は見た。BMW最小電気SUV「iX1」市販型の国内仕様を目撃

■成田ナンバーをつけたプロトタイプ、内部にはカーブドディスプレイを初採用

読者から、国内で撮影されたスクープ写真の投稿が届きました。

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BMW iX1 市販型 国内仕様 プロトタイプ

フロントドアに「Electric Test Vehicle」(電気テスト車両)のステッカーが貼られていることから、成田ナンバーをつけているこのプロトタイプがBMWの新型エレクトリック・クロスオーバーSUV「iX1」次期型と思われます。欧州ではすでにプロトタイプが公式リークされていますが、このプロトタイプは右ハンドルであり、おそらく国内仕様とみられます。

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BMW iX1 市販型 国内仕様 プロトタイプ

iX1は欧州、国内仕様とも角度のあるLEDグラフィックを備えたアグレッシブなヘッドライト、そこに接続された大型の密閉キドニーグリル、ブルーのアクセントを持つ垂直のバンパーインテークを装備するとみられ、フロントバンパーとリアバンパーのEV特有の機能を除いて、ボディパネルのほとんどをICE搭載の「X1」と共有することになるでしょう。

キャビン内では、3シリーズ改良新型にも搭載されたカーブドディスプレイを初採用することが濃厚です。EVスペックは不明ですが、第5世代の「eDrive」テクノロジーを搭載、WLTP標準で256~272マイル(412~439km)の航続を実現するといいます。

iX1のワールドプレミアは、X1投入後の2022年後半となり、遅れて強力な「X1 M351」の設定も期待されています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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