新型BMW・M2は、2シリーズとは異なる専用の湾曲ディプレイを採用か?

■「i4」、および「iX」にみられる湾曲したインフォテイメントディスプレイ

BMWの2ドアスポーツクーペ・新型「2シリーズ」(220i/M240i)に設定されるハードコアモデル、「M2」の最新プロトタイプを捉えるとともに、その内部をカメラが初めて捉えました。

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BMW M2 新型プロトタイプ

M2は「M240i」といくつかの共通点を持ちますが、このプロトタイプでは根本的に異なるインテリアを備えていることがわかります。

ベースモデルでは「3シリーズ」や「4シリーズ」を反映したキャビンを備えますが、M2プロトタイプでは「i4」および「iX」にみられるものを反映した自立型のデジタルインストルメントクラスタと湾曲したインフォテイメントディスプレイを備えているようです。

これが最終生産型に引き継がれるかはまだわかりませんが、i4とiX同様にBMWオペレーティングシステム8を搭載するか注目されます。

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BMW M2 新型プロトタイプ

エクステリアの偽装は厳重でディーテールは不明ですが、グリルとヘッドライトはベースモデルと共有し、エアインテークを備えるバンパーはよりアグレッシブなデザインが期待できるでしょう。

サイドでは高性能ブレーキシステムによりバックアップされた軽量ホイールを装着、フェンダーも標準2シリーズよりワイド化されている様子がうかがえます。後部には、差別化されたスポーティな4テールパイプエキゾーストシステムがインストールされているほか、よりアグレッシブなリアバンパーと際立つスポイラーが装着されています。

予想されるパワートレインは、M3セダン、およびM4クーペに搭載されている3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンのデチューンバージョンです。アップデートされた最新情報によると、2シリーズクーペ新型に設定された高性能「M240i」では、最高出力387psを発揮しますが、M2クーペでは最高出力487ps・最大トルク542Nmという圧倒的パワーを発揮するといいます。

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BMW M2 新型プロトタイプ

駆動方式は後輪駆動のみと噂され、トランスミッションはデュアルクラッチ(DCT)に加え、6速マニュアルトランスミッションも期待できそうです。

2シリーズクーペ新型のデビュー時期を考えると、M2クーぺのワールドプレミアは、早くとも2022年夏以降となる見通しです。生産は2022年12月に始まり、2029年に終了と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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