「Ninja ZX-25R」などカワサキ250cc・400ccスポーツバイクに2022年新色!最新レーサー・イメージのカラーも

■幅広い人気を誇る250cc・400ccのスポーツバイク5機種に新色

ビギナーからベテランライダーに至るまで、幅広い人気を誇るカワサキの250ccおよび400ccのスポーツバイク5機種に、新カラーを採用したモデルが登場しました。

Ninja ZX-25Rシリーズをはじめ、Ninja400シリーズ、Ninja250、Z400、Z250に2022年ニューグラフィック仕様が発売されます。

注目は市販車ベースとしては世界最高峰の2輪レース「WSBK(ワールドスーパーバイク選手権)」で活躍する、カワサキレーシングチームの最新ワークスマシンを彷彿とさせるグラフィックを採用したKRT EDITION。また、各モデルには、それぞれの個性を活かす最新のカラーリングも登場しました。

カワサキ250cc・400ccスポーツバイクに2020年新色
Ninja ZX-25R SE KRT EDITIONのライムグリーン×エボニー

●Ninja ZX-25R

現在販売されているフルカウルの250ccスーパースポーツで唯一4気筒エンジンを搭載したモデルが「Ninja ZX-25R」。高剛性のトレリスフレームに搭載するエンジンは、最高出力33kW(45ps)を発揮。1万7000rpm以上もの気持ち良い高回転域が楽しめるのは、並列4気筒マシンならではです。

また、アグレッシブなNinjaスタイリング、KTRC(カワサキトラクションコントロール)やオートブリッパー付きのKQS(カワサキクイックシフター、SEモデルに標準装備)など、最新のライダーサポートシステムも搭載。街乗りでの快適性はもちろん、ワインディングやサーキット走行での高い走行性能も魅力です。

カワサキ250cc・400ccスポーツバイクに2020年新色
Ninja ZX-25R SEのメタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックスパークブラック

最上級グレードの「Ninja ZX-25R SE KRT EDITION」には、前述のカワサキワークスマシンを彷彿とさせるライムグリーン×エボニーの新グラフィックを採用。ちなみに、 KRTとはカワサキレーシングチームの略。まさに、サーキット直系のカラーリングを身に纏った仕様です。

また、スモークのウインドシールドやフレームスライダーなどを装備した「Ninja ZX-25R SE」では、メタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックスパークブラックを採用。なお、スタンダード仕様は従来からのメタリックスパークブラックが継続販売されます。

価格(税込)はSE KRT EDITIONとSEが93万5000円。スタンダードは84万7000円(発売予定日2021年9月10日)です。

●Ninja400

400ccの並列2気筒エンジンを搭載するハイパフォーマンススポーツモデルが「Ninja 400」。最高出力は35kW(48ps)を発揮、167kgという軽量な車体と相まって、自在に操れる楽しさが魅力のモデルです。

カワサキ250cc・400ccスポーツバイクに2020年新色
Ninja400のメタリックマグネティックダークグレー×メタリックスパークブラック

また、φ41mmの大径フロントフォークやラジアルタイヤなど、高い動力性能を支える機能も充実。優れたコントロール性やアップライトなライディングポジションは、ツーリングからスポーツ走行まで幅広いフィールドをカバーしています。

その2022年ニューカラーには、まずスタンダード仕様に、メタリックマグネティックダークグレー×メタリックスパークブラック(発売予定日2021年9月10日)とメタリックマットトワイライトブルー×メタリックグラファイトグレー(発売予定日2021年10月15日)を採用。

カワサキ250cc・400ccスポーツバイクに2020年新色
Ninja400のメタリックマットトワイライトブルー×メタリックグラファイトグレー

「Ninja400 KRT EDITION」では従来からのライムグリーン×エボニー(発売予定日2021年9月10日)を継続採用しています。

なお、価格(税込)はいずれの仕様も72万6000円です。

●Ninja250

シャープなスタイリングに車両重量166kgの軽量な車体、最高出力27kW(37ps)を発揮する250cc・並列2気筒エンジンなどにより、扱いやすさとハイパフォーマンスな走りを両立するのが「Ninja250」です。

カワサキ250cc・400ccスポーツバイクに2020年新色
Ninja250のキャンディパーシモンレッド×メタリックグラファイトグレー

アシスト&スリッパークラッチやLEDヘッドライトユニット、ギヤポジションインジケーターなど、ライダーをサポートする数々の装備も採用。スポーティな走りから街乗りまで、さまざまなシーンでライディングを楽しめるマシンです。

2022年ニューカラーには、キャンディパーシモンレッド×メタリックグラファイトグレーとメタリックカーボングレー×メタリックフラットスパークブラックを採用。価格(税込)はいずれのカラーも65万4500円です(発売予定日2021年9月24日)。

●Z400/Z250

軽量な車体に、高出力なエンジンを組み合わせた高性能ネイキッド、ストリートファイター・スタイルのマシンが400ccの「Z400」と250ccの「Z250」です。Z400には最高出力35kW(48ps)を発揮する398cc・水冷4ストローク並列2気筒エンジン、Z250には最高出力27kW(37ps)の248cc・水冷4ストローク並列2気筒エンジンを搭載します。

カワサキ250cc・400ccスポーツバイクに2020年新色
Z400のキャンディライムグリーン×メタリックスパークブラック

いずれも、アグレッシブで俊敏なイメージを与える「Sugomi」デザインを採用し、圧巻のスタイルを実現。優れた安定性と高い操作性を実現するシャーシ、φ41mmフロントフォークなどにより、俊敏なハンドリング性能を実現します。

2022年ニューカラーは、Z400がキャンディライムグリーン×メタリックスパークブラックとパールロボティックホワイト×メタリックマットグラフェンスチールグレーを採用し、価格(税込)は68万2000円(いずれのカラーも発売予定日2021年9月24日)。

カワサキ250cc・400ccスポーツバイクに2020年新色
Z250のメタリックスパークブラック×メタリックマットグラフェンスチールグレー

また、Z250には、メタリックスパークブラック×メタリックマットグラフェンスチールグレーを採用し、価格(税込)は61万500円(発売予定日2021年9月10日)です。

(文:平塚 直樹

この記事の著者

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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