ヴェゼルより格好いい!? ホンダが海外で公開したSUV「N7Xコンセプト」とは?

■2代目BR‐V?  ホンダらしいフロントマスクの7人乗りSUV

 

ホンダが公開した「N7Xコンセプト」のデザイン風景

ホンダがインドネシアで開催したイベントで、新型SUV「N7Xコンセプト」をワールドプレミアしました。

ホンダR&Dアジアパシフィックが各国の顧客ニーズに基づいて設計・開発したもので、MPVならではの快適性や広さ、SUVとしてのタフさやスタイリングを備えており、様々な道路環境に対応する7人乗りSUVとなっています。

ホンダが公開した「N7Xコンセプト」のサイドビュー

エクステリアは押しの利いたフロント廻りに加え、シャープなキャラクターラインや張りのある滑らかなボディ面、大径タイヤ(225/50R18)などにより、力強さとエレガントさを訴求。

現行ホンダ「BR-V」のフロントビュー

各種情報によると、「N7Xコンセプト」はBR-Vの後継モデルとされており、車両スペックは未公表ですが、先頃発売されたヴェゼルとは趣が異なり、従来のホンダ車らしいデザインで、どちらかというとCR-Vに近いものになっています。

現行ホンダ「CR-V」のフロントビュー

ちなみに2015年12月に発売された現行BR-Vはインドネシアやタイ、インドなどのファミリーユーザーをメインターゲットとして開発されたSUVで、車格としてはヴェゼル以上、CR-V以下の関係。

現行ホンダ「BR-V」のリヤビュー

現行BR-Vは全長4,456mm、全幅1,735mm、全高1,666mm、ホイールベースは2,662mm。1.5L 直4 i-VTECエンジン(120ps/14.8kgm)にCVT/6MTを組み合せており、3列シート(2+3+2)の7人乗り。

HPM(P.T. Honda Prospect Motor)がインドネシア工場で生産、販売を担当しています。

ホンダが公開した「N7Xコンセプト」のフロントビュー

「N7Xコンセプト」の直立したラジエターグリルは、印象は異なるものの新型ヴェゼルと同様のデザイン手法であり、個性的な光り方が目を惹くLEDテールランプやグロス・ブラックのホイールアーチプロテクター、迫力の有る大径アロイホイール、抑揚の有るボディ造形等がかなり魅力的。

3列シート/7人乗りを実現しているコンパクトSUVでは希少だけに、ヴェゼルとCR‐Vの中間モデルとして国内導入すれば好感触で受け入れられそうです。

Avanti Yasunori

【関連記事】

ベルランゴにそっくり!? 日本でも手に入るトヨタのMPV「プロエース・シティ・ヴァーソ」とは?
https://clicccar.com/2021/05/24/1085110/

日本でも手に入る!? 日産の新型SUV「パスファインダー」 が北米で生産開始!
https://clicccar.com/2021/05/21/1084214/

人気の「ジムニー・シエラ」にハイブリッド仕様が登場!? ロングバージョンも存在か?
https://clicccar.com/2021/04/26/1078198/

人気のアルファードにレクサスバージョンが存在!? スピンドルグリルを装備した、その正体とは?
https://clicccar.com/2021/04/20/1076464/

押しの強いフェイスが流行中! 次期アルファードのフロントマスクはどうなる?
https://clicccar.com/2021/03/31/1070953/

【関連リンク】

HONDA BR-V
https://www.honda-indonesia.com/br-v

HONDA VEZEL
https://www.honda.co.jp/VEZEL/

HONDA CR-V
https://www.honda.co.jp/CR-V/

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる