新型ディフェンダー、最強のオフローダーがモノコックボディになって日本初披露 【新型ランドローバー・ディフェンダー】

■最初の150台限定モデルは4日で完売

新型ディフェンダーは、2019年11月に先行予約が開始された150台限定の「DEFENDER LAUNCH EDITION」、第2弾として同年同月に「DEFENDER STARTUP EDITION」をカタログモデルの前に先行予約という形でリリースしています。第1弾はわずか4日間で完売し、第2弾も非常に好調なセールスになっている模様です。

ランドローバー ディフェンダー
新型ランドローバー・ディフェンダーのエクステリア。写真は、アクセサリーパックの「アドベンチャーパック」を装備

そして6月17日に披露されたカタログモデルは、新型コロナウィルスの影響もあり、ローンチの1週間くらい前にようやく飛行機で日本に上陸。メディアに撮影が許されたため、実車に少しだけ触れる機会がありました。

ランドローバー ディフェンダー
エクステリアサイドマウントギアキャリアもアクセサリーで、濡れたり汚れたりした荷物を収納できる

オンライン発表会では、2台の新型ディフェンダーが披露されています。新型「DEFENDER 110 SE」には、4つあるアクセサリーパックのうち「エクスプローラーパック」を装着。リヤクォーターパネルに用意されている収納ケースや、砂漠走行時に砂を吐き出す(いわゆるシュノーケルではないそう)ダクトも装着されています。ボディカラーは「タスマンブルー」で、インテリアカラーは「エボニーグレインレザー」。印象的なルーフカラーはホワイトになっています。また、新型ディフェンダーは、2列と3列シートを用意していて、こちらは2列5人乗りになっています。

ランドローバー ディフェンダー
新型ディフェンダーのインパネ。水平基調ですっきりした視界、ワイドなセンターコンソールが目を惹く

もう1台の新型「DEFENDER 110」は、アクセサリーパックの「アドベンチャーパック」を装着。ボディカラーは「パンゲアグリーン」で、インテリアカラーは「エボニーファブリック」。こちらもルーフカラーはホワイトで、シートは3列の7人乗りになっています。

ランドローバー ディフェンダー
ディーゼルエンジンは諸事情により導入されていないが、今後追加される可能性はありそう

両モデル共に搭載されるエンジンは、共に2.0Lの直列4気筒INGENIUM ガソリンエンジンで、最高出力221kW(300PS)、最大トルク400Nm。なお、日本でも人気のディーゼルエンジンは、諸事情により導入されておらず、今後の追加設定に期待したいところです。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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