新型「日産ルークス」登場! 最新プロパイロットと驚異の後席スライド量でN-BOXとスペーシアに真向勝負【新車】

■ハンズフリーオートスライドドアを用意

ラゲッジも広々。荷室床面の長さは675mmもあり、48Lのスーツケースを同時に4つ積載することができるそうです。キャビンスペースを考え抜き、乗る人はゆったりと、荷物もたくさん積める広い室内空間を提供します。

日産自動車 ルークス
後席は最大320mmスライドが可能

乗降性にも配慮されています。後席スライドドアの開口幅は、650mmを確保し、楽に乗り降りができます。このスライドドアには、セレナで好評の片足を車体の下にかざすだけで自動で開閉する機構が用意されています。これにより、荷物で両手が塞がっていたり、子どもを抱っこしていても楽にドアを開閉することができます。さらに、小さな子どもや年配の方の乗り降りをサポートする、助手席側スライドドア部の「オートステップ」をオプション設定するなど、具体的な使用シーンを想定し、便利で快適な使い勝手の良いクルマに仕上げられています。

日産自動車 ルークス
27インチの自転車も搭載できる

運転支援機能では、日産デイズに軽自動車で初搭載された運転支援技術「プロパイロット」がさらに進化し、新型ルークスに搭載されています。高速道路での長距離運転、渋滞という2大ストレスを軽減するのはもちろん、新たにミリ波レーダーが追加採用されたことにより、より遠くの先行車の状況を検知し、スムースな制御が可能になったとしています。

日産自動車 ルークス
先進安全装備の「プロパイロット」を搭載する

エンジンは、日産デイズと同様に「BR06」エンジンが搭載され、新型ルークスに合わせた最適なセッティングが施されています。
また、前型車よりもエンジンの骨格を高剛性化したことで、エンジン音の静粛性を向上したそう。加えて、音源となるエンジンまわりやドアまわりに収音材を効果的に配置することにより、静かな室内空間を実現。さらに、疲れを軽減する効果のある「ゼログラビティシート」を採用したことで、ロングドライブ時の疲れも軽減します。

日産自動車 ルークス
夜間の安全性も強化

新型ルークスには、全方位の先進安全技術も搭載されています。先述したミリ波レーダーの追加により、前方を走行する2台前の車両を検知し、急な減速などにより、 自車の回避操作が必要と判断した場合には、警報によってドライバーに注意を促す「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」を軽自動車として初採用しました。

日産自動車 ルークス
SRSニーエアバッグシステム(運転席)を用意

さらに、対向車がいても自動でハイビームの照射範囲を切り替えてハイビームを維持できる機構を備えた「アダプティブLEDヘッドライトシステム」や、前方の車両進入禁止標識、最高速度標識、一時停止標識の3つの標識を検知する「標識検知機能」「インテリジェント DA(ふらつき警報)」「先行車発進お知らせ」などが搭載されています。そして先代で好評だった「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」は、ミリ波レーダーの採用により、夜間での性能が向上したそうです。

また、脚部の保護効果を高めるSRSニーエアバッグシステム(運転席)や前後、側面からの衝突を考慮した高強度安全ボディにより、事故の際の衝撃を緩和します。「ハイウェイスター」シリーズには、事故の際の自動通報はもちろん、あおり運転や急病などの緊急事態にも手動で通報できる「SOSコール」が標準搭載されています。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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