ウォッシャー液は薄めて入れない、そのワケは?【DIY:ウインドウウォッシャー液の補充】

ウォッシャー液の補充

■エンジンルームを開けて、クルマのメンテナンスをしてみませんか

一万点以上の部品が組み合わされて完成しているクルマは、大きな精密機械のようなものです。それゆえにメンテナンスはプロの仕事と思われている方も多いのではないでしょうか。

今回は、簡単に自分でできるクルマのメンテナンスとして「ウォッシャー液の補充」をご紹介します。お店任せにしないことで、作業工賃などもかからず、お財布にも優しい作業です。

エンジンルーム
様々なパーツが複雑に入り組んだエンジンルームですが、簡単にできるメンテナンスも多くあります。

・クリアな視界を確保する必需品、ウォッシャー液

フロントウィンドウが汚れて前方が見にくいときに、ワイパーレバーを手前に引くことで吹き出してくれるのがウォッシャー液です。ワイパーだけでは汚れが伸びてしまい、より視界が悪くなってしまうことも多く、良好な前方視界の確保には必須のアイテムになります。

ウォッシャー液には様々な種類があり、単純に汚れを落とすもの、撥水効果をプラスして雨の日の良好な視界を生み出してくれるもの、高速道路の走行でこびりついてしまう虫汚れを綺麗に取ってくれるものなど様々です。水道水を補充すれば十分という声を聞くこともありますが、水道水ではフロントウィンドウに溜まった油分を取り切れず、さらに見えにくくしてしまうこともあるので、専用のウォッシャー液を使用することをお勧めします。

また、冬季にはウォッシャー液が凍ってしまい、出てこなくなることもあるので、朝晩の気温が0℃を下回る地域では、凍結しにくいウォッシャー液を入れることもお勧めです。商品によっては-20℃まで凍らないといった、厳寒地用のものもあるので、目的や自分の用途に合わせたウォッシャー液を選びましょう。

・ボンネットを開けたら、液量を確認

ほとんどの国産車の場合、まずは、ハンドルから右手を下に伸ばしていき、ボンネットを開けるレバーを引き、ボンネットを開けましょう。中にはエンジン、バッテリー、ブレーキオイルなど様々な部品や油脂類が並んでいます。その中に扇型でフロントガラスをイメージしたマークがあるフタがあるはずです。多くのクルマでは右端、または左端の手前側に配置されています。

ウォッシャー液の補充
フロントガラスにウォッシャー液がかかっている絵を探します。

フタを開けて注ぎ口を見つけたら、まずはウォッシャー液の液量を確認します。注ぎ口からすぐ奥にウォッシャー液のタンクが見えます。タンクが見えにくい場所にあるクルマは、注ぎ口の中に、プラスチックのレベルゲージが入っていますので、レベルゲージを引っ張り出して、ゲージが濡れている場所を確認しましょう。タンク内のウォッシャー液がどこまで入っているか見えにくい場合には、クルマを少し揺らしてみると、液量が確認しやすいでしょう。

ウォッシャーレベルゲージ
タンクの見えないクルマには、液量を調べるゲージが入っています。

・ウォッシャー液は薄めずにそのまま入れましょう

市販されている多くのウォッシャー液は、2L程度の容量があります。特に希釈して使用するタイプでない限り、これらのウォッシャー液は水で薄めずに原液をそのまま補充しましょう。希釈して使用することもできますが、洗浄成分や撥水効果が落ちてしまい、十分な性能を保つことができなくなってしまいます。また、薄めることにより、ウォッシャー液が凍りやすくなるというデメリットもあるので、注意が必要です。

挿入口のフタを開けて、レベルゲージを抜き取ってから、ウォッシャー液を入れていきます。この時、勢いよく入れてしまうと、空気の出口がなくなってしまい、ウォッシャー液が溢れる原因になるので、ゆっくりと注ぎ込みます。注ぎ口のところまで一杯になるまで入れたら、レベルゲージを戻し、挿入口のフタを閉めます。

注ぎ口周辺にこぼしてしまった場合には、布で拭き取れば大丈夫です。ウォッシャー液は揮発性のある液体なので、自然に乾いていきます。ボディなどの鉄製品にも害の少ない成分になっているので、多少こぼれても大きな問題はありません。

最後に、ボンネットを閉めてエンジンをかけ、ウォッシャー液がきちんと出てくることを確認すれば作業は完了です。

まとめ

自分でウォッシャー液を補充することで、お財布にも優しく、さらに自分の運転シーンに合わせたウォッシャー液選ぶことができ、快適なドライブにもつながっていくでしょう。比較的簡単なウォッシャー液の補充は、多くのドライバーに挑戦してほしいメンテナンスです。是非、挑戦してみてください。

(文・写真:佐々木 亘)

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