380psにパワーアップ! 新型ポルシェ・マカンGTSに込められた数々の魅力とは?

■20インチホイールなど熱い走りを予感させる装備を満載

ダイレクトなレスポンスを発揮する2.9L V6ツインターボエンジン(380ps/520Nm)を新たに搭載する新型「マカンGTS」。

先代比で20psのパワーアップを図っており、新開発「PDK」(デュアルクラッチトランスミッション)、オプションの「スポーツクロノパッケージ」装着車では0-100km/h加速4.7秒という俊足ぶりを発揮、最高速度は260km/h以上に達するとみられています。

新型ポルシェ「マカンGTS」

「PDLS」(ダイナミック ライト システム)を組み込んだLEDヘッドライトを標準装備しており、フロントエプロンには最適な冷却をもたらす大型エアインテークを組み込むなど、パワフルな印象を強調。

熱い走りを予感させるサテンブラック仕様の20インチホイールや、その奥に備わる赤いブレーキキャリパーも迫力のある外観に一役買っています。

サテンブラック仕様の20インチホイール

マットブラック仕上げのサイドブレードには「GTS」ロゴがあしらわれており、リヤ廻りではブラック仕上げのディフューザー、スポーツテールパイプが目を引きます。

ブラック仕上げのディフューザーが迫力!

インテリアでは、GTS専用のフロントシートや左右リアシートのヘッドレストに「GTS」ロゴがあしらわれており、シートセンターやコンソールリッド、ドアアームレストなどに滑りにくいアルカンターラを採用。

シートセンターなどに滑り難いアルカンターラを採用

また新型では電子制御ダンパーシステムである「PASM」(アクティブ サスペンション マネジメントシステム)を標準装備しており、車高を15mm低く設定。これにより、卓越したハンドリング性能が得られると言います。

さらなる走りを追求したいドライバー向けには車高が10mm低くなるアダプティブ エアサスペンションも用意。「PASM」に加え、車高を一定に維持するセルフレベリング機能や最低地上高を必要な高さに設定するライドハイトコントロールも装備することで、いっそう優れた快適性とスポーツ性を実現しているそうです。

今後の新型「マカンGTS」の発売時期や車両価格が大いに注目されます。

Avanti Yasunori・画像:ポルシェAG)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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