来夏発売予定のオープンカー「レクサス LCコンバーチブル」はこんなクルマ【ロサンゼルスオートショー2019】

■レクサス「LC500」に流麗なコンバーチブルモデルが登場!

米国で開催中の「ロサンゼルスオートショー2019(〜12/1)」。

トヨタ自動車が同ショーでレクサス「LC500」のコンバーチブルモデルをワールドプレミアしました。

レクサスではこれまでも「SC」や「IS」などでオープンモデルを投入していますが、久々に「LC」に追加されることになります。

「LC500」に追加されるコンバーチブルモデル

「LC500」のルーフ部をソフトトップ化したもので、日本では来夏の発売を予定しているそうです。同モデルではオープン化に伴い、床下補強ブレースやパフォーマンスダンパーを採用するなど、ボディ剛性や乗り心地を上質化。

ボディ剛性を向上する床下ブレース

ソフトトップの素材を4層構造にすることで静粛性を高めるとともに、クーペのようなルーフラインを実現しており、「LC」の流麗なデザインを維持しています。ルーフは走行時でも開閉可能(50km/h以下)で、開閉スピードと動き方にもこだわるなど優雅な動きを演出。メーター内のアニメーションで作動状況が判る工夫も。

ルーフクローズ時にはクーペデザインを維持

また、風の流れをコントロールするウィンドディフレクターや、ネックヒーターなどの採用で走行時の快適さを追求しています。

吸気音をキャビン内に共鳴させるサウンドジェネレーターや、迫力の有る排気音を演出する外装バルブの採用により、ルーフオープン時も5.0L V8 NAエンジンの官能的なサウンドが楽しめます。(動画はクーペモデル)

ボディ全体を新たに設計し、クーペモデルの走りや外観をオープンモデルで実現した「LCコンバーチブル」の国内発売が大いに待たれます。

Avanti Yasunori・画像:Lexus)

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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