CX-3以上・CX-5未満の新型SUV。室内とラゲッジの広さ、乗り降りのしやすさは?【マツダCX-30試乗記】

■乗り降りしやすい位置に前後席のシートクッションを装備

Mazda3から第7世代商品群に移行したマツダ。SUVのCX-30は、その第2弾となります。

今回はCセグメントであるMazda3をベースにクロスオーバーSUVに仕立てられた、CX-30の居住性や積載性をチェックしていきます。

マツダ CX-30
MAZDA CX-30のフロントビュー

CX-3とCX-5の中間といえる全長4395×全幅1795×全高1540mmというサイズが与えられたCX-30は、日常使いがしやすい高さに前後席の座面が設定されています。

まずは、乗降性の良さが印象的。SUVですから少し床面が高いものの、よじ登るような感覚は皆無で、ハッチバックのように潜り込むような感覚もありません。

前席は少しAピラーが近くに感じるなど、長身の方だと頭上には気を使うかもしれませんが、CX-3ほどではないでしょう。一方でCX-5よりもフロアが低く感じられますから、乗り降りでは利点ともいえます。

マツダ CX-30
MAZDA CX-30のフロントシート

BセグメントのCX-3は、そのコンパクトサイズが美点であり、取り回しの良さ、駐車のしやすさなどの高い機動力が魅力です。一方で、サイズ的な制約から後席と荷室は狭くなってしまうという課題も抱えています。

CX-30は、トヨタC-HRなどの後席と比べても十分に広いといえるフットスペースが確保されていて、身長171cmの筆者が運転姿勢を決めた後ろに座ると膝回りには十分な余裕が感じられます。

マツダ CX-30
MAZDA CX-30のリヤシート

運転姿勢はチルト&テレスコピック、シートのチルト調整機能により好みの姿勢が決めやすく、骨盤を立てて座らせるというマツダの理想とする姿勢(脊柱がS字カーブになり、安楽な姿勢になる)が取れるようになっています。

一方、後席の座面は少し低め(床から座面までの高さ)で、もう少しだけヒール段差が高く設定されるか、座面に後傾角があると座りやすいように感じられましたが、身長など体格によって感じ方は異なるはず。

マツダ CX-30
MAZDA CX-30のインパネ

荷室は広大ではないものの、開口部が広く、とくに開口幅がワイドという印象。また、地上(路面)から開口部下側までの開口高も低すぎず、高すぎず、使いやすい高さに設定されています。

自転車などの大きな荷物を積む際は開口部は低いほど助かるわけですが、一方で重い荷物は身体の上下動が大きくなり、かえって負担に感じられることもあります。CX-30は、日常で大きな荷物であるスーツケースやベビーカーなども積みやすいのではないでしょうか。

マツダ CX-30
MAZDA CX-30のラゲッジ。写真は通常時

なお、CX-30では、A型/B型のベビーカーが積載可能で、海外製でタイヤが大きなベビーカーも積載できるそう。グローバルモデルにふさわしいラゲッジの広さといえそうです。

マツダ CX-30
CX-30の荷室最大時

ちなみに荷室容量は430L・開口幅は1020mmとなっています。さらに、パワーテールゲートもガソリンの「20S」をのぞき、全車に標準装備されています。

(文/塚田勝弘・写真/長野達郎)

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