電気で走るメルセデス・ベンツ GLBを目撃。「EQB」に3種の電動モーターを用意

●ワールドプレミアは2020年? 3種類のモーターをラインナップする「EQB」

メルセデス・ベンツが4月の上海モーターショーで初公開したコンパクトオフローダー「GLB」のフルEVバージョンとなる「EQB」の市販型プロトタイプが、これまででもっとも軽いカモフラージュ姿で出現しました。

メルセデスベンツ EQB外観_001
メルセデスベンツ EQB 開発車両

上海モーターショー以降初めて姿を見せたプロトタイプですが、生産型パーツと思われるヘッドライトユニットを装着、閉ざされたフロントグリルを初露出しているほか、リアのナンバープレートがバンパーへ移動されています。テールライトの一部が見えていますが、「EQC」同様に左右をつなぐLEDストリップライトの可能性もあるでしょう。

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メルセデスベンツ EQB 開発車両

EQBは、今後登場予定の電気コンパクトハッチ「EQA」と同じアーキテクチャ「EVA II」を採用し、150kW(201hp/204ps)、200kW(268hp272ps)、250kW(335hp/340ps)の3つの電動モーターが利用可能となります。また1回の充電による航続距離は、最大310マイル(500km)と予想されています。バッテリーがフロアのスペースを占める割合が大きいため、GLBに設定される7人乗りオプションが設定されるかは微妙なところでしょう。

EQシリーズ初の市販型となった「EQC」、第2弾「EQV」に続くブランド第3弾「EQB」のワールドプレミアは、2020年内が有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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