ブルーレイと前後2カメラドライブレコーダーに対応した、ストラーダ「RX」シリーズの新型モデル

●7インチSDカーナビ「RX」シリーズの新型が発表。美しくなったディスプレイも特徴

パナソニックが展開している「ストラーダ」ブランドは、市販ナビの大画面化を推進していて、ついに10型大画面ナビを2019年秋モデルとして投入しました。

ストラーダRXシリーズ
「ストラーダ」のRXシリーズ。上が「CN-RX06WD」、下が「CN-RX06D」

一方で、インパネのDIN規格に収まるナビも根強いニーズがあります。こうした需要を満たすべく、ブルーレイプレーヤーが搭載されたSDカーナビステーションで、「ストラーダ」のRXシリーズ2機種を2019年11月上旬に発売します。

RXシリーズは、市販カーナビにおいて、パナソニックだけが対応しているブルーレイプレーヤーの7V型AV一体型カーナビ。市販のブルーレイソフトやレコーダーで録画した高画質映像を車内でも楽しめるのが特徴で、最新モデルは、従来比で、モニターの輝度を1.3倍、コントラストを1.5倍に高め、さらに明るく美しいブルーレイ映像の視聴を可能としています。

耐振・耐熱性に優れた車載専用光ピックアップを採用した自社開発の薄型ブルーレイプレーヤーを積み、過酷な車内環境でも安定したディスク再生が可能。音質面も抜かりはなく、音楽CDの最大4.35倍のサンプリング周波数のリニア「PCM192kHz/24bit」の高音質ブルーレイオーディオ音源再生に対応しています。

ストラーダ「RX」シリーズ
「2トップ」メニューなど使いやすさにも定評がある

クラシックを中心としたブルーレイオーディオソフトを高音質のまま再生可能。また、音のプロのチューニングを楽しめる「音の匠」機能が搭載され、高級オーディオに採用されるBBブランド32bitD/Aコンバーターをはじめ、多くの高音質パーツが搭載され、車内でスタジオマスターサウンドを再現できます。

また、高齢ドライバーの事故やあおり運転などにより高まる安心、安全へのニーズにも対応。前後2カメラドライブレコーダー(CA-DR03TD/別売)と連携することで、安全運転を支援。走行中やバック時にカーナビ画面で後方の映像を確認できるなど、あおり運転の不安にも対応すると共に、新たに都市高速の逆走検知にも対応しています。さらに、交通事故防止対策のカラー舗装や東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて変更された標識情報までリアルに反映した分かりやすい新地図が収録されています。

そのほか、「VICSWIDE」の情報を基に渋滞を避ける「スイテルート案内」機能が搭載されていて、刻々と変わる道路状況に合わせて自動で最適なルートを再探索して案内します。さらに、高度化光ビーコンの情報を活用した「信号情報活用運転支援システム」に対応し、青信号通過を知らせる「信号通過支援」、早めの減速を促す「赤信号減速支援」、赤信号から青信号への残り時間を知らせる「発進遅れ防止支援」により、スムーズな走行をサポート。

地図データ更新は、WEBダウンロード地図更新最大3年分付きとなっています。全地図更新データは3年間で1回提供され、(2022年12月10日まで)部分更新地図データは、年6回×最大3年間配信(2022年12月10日まで)となっています(時期は予定)。

価格はオープンで、200mmワイドコンソール用の「CN-RX06WD」、200mmコンソール用の「CN-RX06D」の店頭予想価格は、共に11万円前後(税別)となっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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