【SUPER GT2019】第4戦のタイでシーズン折返し。Modulo勢2台のSUPER GT、2019シーズン前半を振り返る(PR)

■SUPER GT2019Moduloはどう戦ったか?

2019年のSUPER GTも6月29、30日に開催された唯一の海外戦である第4戦のタイラウンドが終わり、次戦の富士500マイルレースから後半戦に突入という折り返し地点に来ています。

2019シーズンではModuloサポートのチームがGT300、GT500と2チーム体制となり、レースの中でもかなり目立つ存在となっています。そのModulo勢の2019年前半の戦いを振り返ってみましょう。

●大雨で翻弄された開幕戦岡山

2019シーズンのSUPER GT開幕戦は4月13日〜14日に岡山国際サーキットで開催された「2019 AUTOBACS SUPER GT Round1 OKAYAMA GT 300km RACE」。決勝日の14日11時くらいから本格的に降り始めた雨がレースの内容を大きく変えて行きました。

予選13番手からスタートのGT300クラス 34号車 Modulo KENWOOD NSX GT3にとっては、ウェットコンディションは上位へ上がるためのワンチャンスと言えるかもしれません。しかし雨脚は予想外に強まっていきます。

雨の強まっていく中、パレードランはキャンセルされセーフティーカー(SC)スタートとなった決勝レース。3周のSC走行の後にレースのスタートとなりましたがスタートの切られた直後の4周目にGT300クラスで2台が絡むクラッシュが発生しSC導入。11周目に再スタートとなるとSC導入で差の詰まった前走のライバルを道上龍選手が猛プッシュ。13周目に耐え切れなくなったライバルは姿勢を崩し失速すると道上選手はそのライバルを華麗に抜いていきます。その直後、道上選手に続こうとした後続のライバルに先ほど抜かれたライバルが接触。その弾みで抜かれたライバルはモスSコーナー付近でクラッシュし、飛散したパーツを避けようとした後続車もクラッシュという多重クラッシュが発生して再度SC導入のうえ、処理のために赤旗中断となったのです。

道上選手曰く「走ってはSC、走っては赤旗。タイヤが温まるタイミングが無かった」とのこと。タイヤが温まりプッシュを仕掛けるとどこかでクラッシュが起こりタイヤのコンディションが振出しに戻ってしまうということとなったのです。24周目にはGT500クラスのトップ2台が接触するというアクシデントで4回目のSC導入。その後SCランが6周ほど行われて赤旗が掲示されることとなります。

その赤旗を以ってレースは終了。上位勢のペナルティーもあってModulo KENWOOD NSX GT3は9位でレースを終えました。レース距離の75%未満での中断終了ということもありポイントはハーフポイントの1点。しかしクラッシュやリタイヤの多かったこの開幕戦岡山にあっては貴重な1点となっています。

前日の予選でGT500クラスの13番グリッドとなってしまった64号車Modulo Epson NSX-GT。しかしリアミッドシップと言う車両特性から雨のレースでは強さを発揮できると予想されるNSX-GT勢の一角となるModulo Epson NSX-GTですから上位進出への期待は捨てられません。

スタートドライバーは牧野任祐選手。過去にGT300、GT500の両クラスにCドライバーとしてスポット参戦をしたことがありますが、フルシーズン参戦は今年度が初めて。

上位の脱落やペナルティーなどもありModulo Epson NSX-GTは10位の順位を獲得しました。なお規定周回数の75%未満でレースが終了したためにドライバーズポイントは半分となり、0.5ポイントを獲得しています。

このレースの終了について中嶋悟総監督は「いろいろと賛否はあるとは思いますが、安全を省みれば正しい判断」と語っています。またこの激しい雨の中、マシンを守り抜いて生き残った牧野任祐選手は「タイヤに全く熱が入るタイミングが無くコースに留まることだけで精一杯な状態でした。しかしクラッシュが続出する中にあってトラブルを起すことなくレースを終えることが出来たのはよかったと思います」と語ります。

この雨の開幕戦は2019年シーズンのドラマの始まりを予感させていました。

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